2006年07月24日

マトリョーシカ肥満注意報

himan_mato1.jpg

「あのさあ、ねえちゃん、最近太ったんじゃない?」

(ぎくっ)




himan_mato3.jpg

「な、なによいきなり。そんなこと無いわよ、失礼ね!」

「だって・・・」




himan_mato2.jpg

「後ろやぶけてるよ」

「・・・(汗)」





ご存じのとおり、マトリョーシカたちは木製。

木というのは湿気を吸うとふくらみ、乾燥すると縮みます。



つまり



梅雨時の日本はマトがもっとも太りやすいのです


で、太るとどうなるかというと、上のマトちゃんのように体にひびが入ったり、開かなくなってしまったりという現象が生じてしまいます。


たとえばこれ


himan_mato4.jpg



このマトは2番目の男の子が太ってしまって下の部分が抜けなくなってしまいました。。。

こういうのはけっこう困りもの。

もし中に兄弟姉妹たちがはいったまま開かなくなったりしたら悲惨です。。。


というわけで、日本に住むマトちゃんたちは、梅雨時はバラバラにして飾っておいた方が無難です。

ただもし不幸にも開かなくなってしまった場合、あまり無理矢理あけようとはしないでください。

接続部分がひび割れたり、塗りがはがれてしまったりする可能性があります。

閉じこめられたマトちゃんたちには気の毒ですが、梅雨がすぎてすこし乾燥してきたら、またトライしてみてください。


ちなみに乾燥してくると、今度は逆にやせてしまって合わせ目がゆるくなったりします。

そういうときは、木と木が重なる部分にうすーく木工用ボンドを塗るとしまりがよくなったりします。(この方法はモスクワのマトリョーシカ売りのおばちゃんに教えてもらいました)


あなたの大切なマトリョーシカのご無事をお祈りいたします。
posted by シュト at 02:33| Comment(8) | TrackBack(2) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

世界遺産的巨大ロシア雑貨 

巨大ロシア雑貨としてすでにご紹介したセルギエフ・ポッサートの聖堂群やワシーリー寺院を含むモスクワ・赤の広場。じつはユネスコの世界遺産だったんですね。

それとは知らずにずいぶん軽々しく扱っていたシュトですが、まあ、カワイイものはカワイイわけでして。(笑)


で、実はモスクワにはもう一つ世界遺産に指定された聖堂があるんです。

場所はモスクワ南部のコローメンスコエ。
そこにあるヴォズニセーニエ(キリスト昇天)教会(1532年)です。



kolo_voznosenie01.jpg


写真の奥、とんがり屋根の建物がヴォズにセーニエ教会。

残念ながらただいま修復中でして、アップの写真がないので全体像を見たい方はこちらからどうぞ。雪をかぶったように真っ白で、独特の形状がとても美しいです。


コローメンスコエはイワン雷帝やピョートル大帝などの皇帝たちの別荘があった場所で、現在は歴史的な建造物を集めた史跡公園になっています。古い建物を利用したちょっとした博物館もあって、その中にはかつてこの地にあったという3000もの窓を持つ木造大宮殿の模型なんかも展示されています。


園内にはこんな教会や

kolo_church01.jpg



こんなふうに屋根が木造の瓦葺きになっている門とか

kolo_balota01.jpg



こんな木造の聖堂もあります。

kolo_woodchurch.jpg


もともとロシアの建築というのは木造が主流で、石造りの聖堂の方が珍しいものでした。


さて、そんな歴史的な地コローメンスコエなんですが、建築群もさることながら風景の美しさでも有名で、観光客だけでなくモスクワっ子の憩いの場所となっています。


kolo_kawa.jpg

ヴォズニセーニエ教会の後ろからはモスクワ川に向かってなだらかな斜面が続き、そこからはモスクワ中心部を見渡すことができます。



kolo_nohora01.jpg

斜面には緑の草といろとりどりの野の花



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また公園内にはリンゴの木がたくさん植えてあって、この写真を撮った6月はじめ頃はリンゴの花盛りでした。



ringo_tentomushi.jpg

リンゴの花とテントウ虫(カワイイよ〜)


天気のよい土日などは、結婚式を終えたカップルがウエディングドレスとタキシードでそぞろ歩く姿なんかもよく目にします。(ロシアでは結婚式のあと、新郎新婦他参列者一同で名所旧跡を訪ねる風習があります)

実はコローメンスコエはシュトのお気に入りの場所なんです。
とにかくのんびりお散歩するにはほんといいところですよ。
機会のある方はぜひどうぞ!

2006年07月08日

マトリョーシカ 美少年編

「マトリョーシカ」という名前は、ロシアの女性の名前「マトリョーナ」の愛称形です。マトリョーナは「お母さん」という意味があります。

なので、基本的には女性の姿をかたどったものを指していたと思われますが、今ではチェブラーシカをはじめ、各国首脳やスポーツ選手など多様なものが作られていることは、みなさもごぞんじのことでしょう。

でも1890年のパリ万博に出品されたマトリョーシカの写真を見たところ、すでに「男の子」が含まれているので、初期の頃から全部女性でなくてはいけないということはなかったようです。

で、すでに何度かコメントにも書いたのですが、シュトのプロフィール画像に使っているマトちゃんも「男の子」です。(でもシュトは「女子」ですよ!)

おかっぱ頭なので女の子だと思われる方が多いようですが、昔のロシアの男性の髪型って、特に農村ではおかっぱぽいものが多かったのです。(真ん中分けにしているのもあります)。

男の子と女の子の見分け方のポイントは、スカーフです(ロシアではプラトークと言います)。昔のロシアでは、年頃の女の子がスカーフをつけないことは「とてもはしたないこと」と思われていたらしいです。

今でも、ロシアのおばあちゃんたちはよくスカーフをしています。またロシア正教では、女性は教会に行くときは必ずスカーフをつけなくてはいけません。

昔、シュトが観光でロシアの教会に入ろうとしたときも頭むき出しでは入れてもらえず、ヨットパーカーの帽子をかぶって入りました。ちなみに男性は必ず帽子をとらなくてはいけません。(なぜ逆なのかは不明)

なので、マトリョーシカで髪の毛むき出しの子がいたら、それは男の子だと思ってください。

というわけで、今回はシュトが厳選した美少年マトちゃんたちをご紹介します。



エントリーナンバー1

「薔薇とひよこ少年」


mato_boy01.jpg


おでこのてかりとリンゴほっぺが愛らしいです。
シュトのプロフィール画像のマトちゃんと同じ作者の作品と思われます。
「薔薇の花」が彼の美少年ぶりを象徴していますね。(笑)
なぜ「ひよこ」を持っているかというと、一番大きいお姉ちゃんが「にわとり」を抱えているからなんですね。

ちなみに後ろ姿はこんな感じ。


mato_boy01usiro.jpg


刈り上げたうなじがなんとも言えない味を出しています。。。




エントリーナンバー2


「兄弟マト」


mato_boy02.jpg


お兄ちゃんと弟のマトちゃんです。
前髪は七三分け。
お兄ちゃんが手にもっているは鳥のかたちをした飴です。
この子なら、ちゃんと意地悪せずにちゃんと弟にたべさせてあげることでしょう。




エントリーナンバー3

「バラライカ少年」



mato_boy03.jpg


手に持っているのはロシアの伝統的な楽器バラライカ。
しかし、どこぞの「ロック少年」に見えたりもします。
というか、シュトはこの子を見てすぐ「70年代アイドル御三家」を思い起こしてしまいました。(って、若い人はわからないか・・・)




エントリーナンバー4

「坊や〜」


mato_boy04.jpg


この子はかなりやばいです。(笑)
母性本能直撃してきます。
おでこにちょろっとたれた巻き毛がなんとも言えません。
ちなみに手に持っているドーナツのようなものは、バランキという乾パンのお菓子です。
「一緒に食べよ!」なんて言われたら、絶対断れません。




エントリーナンバー5


「きのこ少年」


mato_boy05.jpg


クラスだいたい一人はいますよね、こういう子。
ちょっととろくてぼーっとしてるんだけど、なんか憎めないタイプ。
ムーミン系とでも言ったらいいでしょうか。(「天然系」とも言える)
なんかこの子って、人にからかわれても気づかないで、ぼけまくって、なにげに周りを癒してくれたりしそう。。。




エントリーナンバー6

「青りんご少年」


mato_boy06.jpg


さて最後です。
ちょっとおすましした和風顔の少年です。
この中では一番賢そう。
シュトはけっこうこの顔が気に入っております。(知性派に弱いんです)
静かに遠くを見つめるようなまなざしが、美少年チックでなかなかよろしいです。(笑)



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ちなみにロシアの本物の男の子たちも、この子たちに負けないくらいカワイイです。(さすがに今はおかっぱ頭はいませんが)

でもロシアは親が過保護で母子家庭が多い(離婚率高い)ので「マザコン」も多い。

しかも大人になると、なぜか「熊さん」になってしまうのでした。。。

(あ〜、無常だなぁ・・・)

posted by シュト at 11:54| Comment(14) | TrackBack(0) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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