2006年09月21日

マトリョーシカ豆知識4 持ち物編3 秋の味覚といえば・・・

ロシアの森で採れるものはいろいろありますが、ロシア人が大好きなものの一つはなんと言ってもきのこ。ロシア語では「グリープ(単数)、グリブィ」(複数)」と言います。

市場に行けばシーズンには生で売っているし、スーパーには乾燥きのこのパックや酢漬けも売っています。シュトは酢漬けはあまり食べませんでしたが、乾燥きのこにはよくお世話になりました。

もちろん自分で森に入ってきのこ狩りする人もたくさんいます。

(ただし毒きのこもあったりするので、なれたロシア人でもときどき当たる人がいるようですので注意が必要。ちなみにシュトの友人にも森で採ってきたきのこを食べて寝込んだやからがおります。)

で、当然きのこモチーフの雑貨も多いわけでして、きのこを持ったマトリョーシカもあるわけです。


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カゴいっぱいのきのこがおいしそう。

kinoko_kago200.jpg



さてロシア雑貨ではこういう色形のきのこがスタンダードなわけですが、シュトはこれらを単なるきのこのイメージだと思っていたんです。

というのは、シュトにとってきのこと言えば

1.しいたけ
2.しめじ
3.えのきだけ

といった「純和風」。
(ちなみに松茸はほとんど食べたことないので入っていません。涙)

なもんで、こんなおもちゃみたいな形のきのこなんてあるわけないと思っていました。。。

そう、思っていたのですが・・・






ある日ロシアの友人から突然送られてきた写真↓





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あったんですね。。。こんなおもちゃきのこ。。。

マトが持っているのとそっくりだわ。

やはりマトリョーシカは、ロシアの農村生活を忠実に表現しているのだと再確認した次第です。



ところで、最近友人から「ロシアの夏のおわり」と題した写真が送られて来ました。

その中にはきのこの写真もたくさんあったので、ここでしばしロシアきのこ三昧といきたいと思います!



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これも「絵に描いたようなきのこ」ですね。


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これまた漫画チックなきのこ。食べたら当たりそうだな。


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お、これはちょっとしめじっぽい。鍋に合いそう。


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お皿みたいですね。


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これもお皿型だけど、色といい、上に水がたまっているところといい、カッパのお皿風。


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なめこ風!


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もこもこしてて、ロシア人の毛皮の帽子のよう。。。


・・・・・


おまけエピソード。

以前、5月のあるやわらかい小雨の日、日本に来ていたロシア人が「こういう雨はロシアではきのこの雨と呼ばれています」と言っていました。

シュトは「きっとこういうあたたかい、やわらかい雨はきのこの成長にとって、最適なんだろうな〜」などとなんとなく思ったのでした。

いつかはロシアできのこ狩りしてみたいものです。。。
(おもちゃきのこをぜひこの目で!)



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きのこ狩りはたのしいよ〜。

posted by シュト at 20:52| Comment(14) | TrackBack(0) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

モスクワ市場1 ボルシチはなぜ赤い?

久しぶりに食べ物ネタなんぞ。

ロシア料理と聞いて、日本人の頭にすぐに思い浮かぶのが

ボルシチ ピロシキ

ではないでしょうか。

ボルシチは実はウクライナ料理なのですが、どっちにしろロシアでもポピュラーなスープ。

で、このボルシチ、ご存じかとは思いますが、赤い。
ほんとに赤い。まじで真っ赤っかです。

で、この真っ赤っかの原因はなにかと言いますと、ビートです。
ロシアではスビョークラといいます。

赤いだけでなく、スビョークラは砂糖大根の種類の一つなのでとっても甘い。
しかも血液をさらさらにする効果があり、便秘解消にも良いと言われているそうな。


さて、市場で売られているスビョークラの写真です。


svekla01.jpg


てんこ盛りで量り売りです。
こんなふうに葉っぱの部分を切ってあることがほとんどなのですが、たまに葉っぱつきのも見かけます。
実は葉っぱにもすごく栄養があるので、見つけたら即買いです。

値段はだいたい1kg25ルーブル(約100円)くらい。
1kgはこの大きさで3〜4個ってとこでしょうか。

で、サラダなんかに使うときはこれをまず皮ごとゆでます。
ゆでたら皮をむきます。
このとき真っ赤な汁が出て、手も包丁もまな板も何もかも真っ赤っかになり、見た目ちょっとスプラッタ風でコワイですが、水で洗えばすぐ落ちます。


これはゆでたスビョークラ。

svekla02.jpg

(シュトのマニアックな要望に応えて、モスクワの友人が写真を撮ってくれました。)


svekla03.jpg

ほらほら、赤いでしょ〜。


スビョークラはけっこう保存がきく野菜で、冬でも(ちょっとしなびてますが)売っています。
冬場は野菜が少ないので貴重な栄養源です。
なのでロシアにいると、1年中スビョークラのお世話になるのでした。

スビョークラは北海道あたりでは作っているようです。
でも、やっぱり高い(さっき調べたら1個200円だった。。。)

新鮮なスビョークラを使ったボルシチ、とうぶん作れそうにないです。。。
posted by シュト at 01:00| Comment(6) | TrackBack(1) | ロシアの食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

マトリョーシカ豆知識3 持ち物編2 謎の物体X

mato_pan01.jpg



さて、このマトリョーシカが持ちたる丸い物体。
いったいなんでしょう?

シュトは最初

「でっかいケーキ?」


と思ったのですが、にしては上に付いている赤い突起物が不自然。どうもあれは食べ物にはみえない。


mato_pan02.jpg
謎の物体X


次に思い浮かんだのは、よく豪華な西洋レストランで、七面鳥の丸焼きとかにかぶせてある金属でできた銀色の丸い覆い。だからこの中には鳥の丸焼きでもはいってるのかも・・・。

しかし、これは銀色じゃなくて茶色。

「いや、もしかしたらロシアだから、金属製ではなくて木製なのかも?」

などと思ったりもしたのですが、もし中にごちそうが入っているとしたら、お皿かお盆をしいているはずなのに、下にあるのはロシアによくある長いふきん。。。


ああ〜、いったいこれはなんなのぉ〜???



と考えが行き詰まったので、私のマニアックな質問にいつも答えてくれるKちゃんにチャットで聞いてみました。


Kちゃんいわく

「ふきんの上にはパンと塩をのせているんです。パンの上にあるのは塩の入った器です。」

「これはロシアの伝統で、お客様が来たらすぐにパンと塩を持ってお迎えするんです。これは心から歓迎するという意味なんです。」



へ〜、そうなんだ〜。

そういわれてみれば、この丸い物体はロシアでよく見かける丸い黒パンですね。しかしその上に塩が乗っかっているとは、思いもしませんでした。

あ、別にロシアは貧しいから、お客が来てもパンと塩しか出せなかったとか言う訳じゃないですよ。パンと塩はあくまでも歓迎の象徴。

実際ロシアでは「パンと塩」という言葉は「歓迎」と同じ意味を表すそうです。


さて、中の子たちも出して、せいぞろいしてみました。

mato_pan03.jpg



お客様の歓迎ということで、みんな手に手に食べ物を持っています。

2番目の子が持っているのは、何度かご紹介したことのある「バランキ」という名前の乾パン。

バランキはこういうふうに穴にひもを通してかけて保存するんです。市場のお菓子屋さんでも、こういうふうにひもにたくさん通した形で売っているのをよく見かけました。

3番目の子が持っているのは「ブーブリク」というこれもバランキと似たようなものらしいのですが、バランキよりは柔らかいとか。やはり真ん中の穴にひもを通してぶら下げるそうです。

4番目の男の子が持っているのはギョウザのように閉じた「ピロシキ」
なぜかこのシリーズの男の子はピロシキを持っていることが多いです。

5番目のちびちゃんは、ひもからはずしたバランキを1個だけ持っています。


これらの食べ物とお茶がそろったら、さあ、ロシアン・ティーパーティーの始まりです。

みんな食っては茶を飲み、飲んではひたすらしゃべりまくる。
これぞロシア式お客様歓迎法なのでした。



ところでこの「パンと塩」の歓迎については、最近出版されたこちらの本でもくわしく説明されています。

家庭で作れるロシア料理 ダーチャの菜園の恵みがいっぱい!

この本、いままでのロシア料理本とはだいぶ趣が違い、写真がとってもおしゃれでかわいくて、また読み応えのあるエッセイもあって、おすすめです。
もちろん、ダーチャの菜園でとれた野菜や果物を使った素朴な料理のレシピも充実していますよ。
posted by シュト at 18:42| Comment(16) | TrackBack(1) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

マトリョーシカ in 花の都

更新がひさしぶりになりました。
実は今、花の都に来ています。

花の都と言っても、パリではございません。
もちろん、モスクワでもございません。

シュトにとっての花の都とはなんと言っても京都


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(すいません、いきなり和風モードです。。。)


というわけで京都のお花の写真です。


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蓮の花がまだ咲き残っていました。これは東本願寺。



kyoto_hasu_toji.jpg

こちらは東寺。


蓮の花っていつ見てもいいんですよね〜(しばしうっとり)
・・・・・


とはいえ、このままではあまりにも「ロシア雑貨」とは関係ないので、この子も連れて行きました。


kyoto_mato3.jpg

東寺の五重塔をバックに。



kyoto_mato2.jpg

蓮の葉っぱにのせてみました。(笑)



本当は「金閣寺」とかバックに撮りたかったんですが、今回はお寺めぐりはほとんどしなかったので、このへんでお茶をにごしています。

そんなわけで前回に引き続きちょっと一息どころか、二息、三息もしているシュトですが、そろそろ暑さもやわらいできたことですし、気合を入れなおしてロシア雑貨のご紹介にはげみますので、これからもどうぞよろしく。


kyoto_mato1.jpg
posted by シュト at 17:24| Comment(8) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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