2007年01月26日

モスクワ冬の風景

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つい先日までほとんど雪が降らなかったモスクワに、とうとう雪が降ったそうです。気温もぐっと低くなって、やっと冬がやって来たという感じだとか。

さっそく「モスクワ雪かき隊」も出動。

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でっかいシャベルで延々と雪かきをしてくれます。
寒い中かなりの重労働、おつかれさまです。


さてロシアの都市部の住宅はほとんどが集合住宅で、暖房はすべてセントラルヒーティング。

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こんな風に窓の下に管が通っていて、ここを暖かい蒸気が流れることによって部屋があたたまります。

これがまたあったかいんですよ。

よっぽどぼろいアパートだとか、ボイラーの調子が悪くない限り、とってもあったかい。外はマイナス10度とかでも、部屋の中ではTシャツ1枚で大丈夫だったりします。(おかげで日本の家が寒くてしかたありません)

この窓は最近直したようで、新しいプラスチック製の窓枠にガラスも分厚いのが1枚入っているだけですが、もともとは窓は木枠で2重のものが多いです。

こんな感じ。

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ロシアの家は冬に備えて造ってあるって、よ〜くわかります。

さて話は戻ってセントラルヒーティング。

暖かい蒸気はどこから来るのかというと、ここからやって来ます。


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どーん



巨大な煙突が立ち並び、水蒸気がもくもく出ております。
この辺の地区はこの工場(?)によってあっためてもらっているのです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、真ん中よりちょっと左にある富士山を上に引き延ばしたような形の巨大煙突。

これ、はじめてロシアに行ったときに住んでいた寮の窓からも見えたんですよね。

で、シュトはこの煙突を見て

「ひえ〜、原子力発電所がこんなところにある〜〜〜!!!」

とめちゃくちゃびびったのです。

若い方は知らないかもしれませんが、むか〜しアメリカのスリーマイル島で原発が事故をおこしまして、テレビでその映像がよく流れていたのですが、そこにこれとそっくりの富士山型の煙突があったんです。

なので、シュトはこの施設をずーっと原発だと思っていたわけでして。。。
(ふつうに考えたら、こんな住宅街に原発があるわけないんですが、「いや、ロシアならやりかねない」とかってに思いこんでいたのでした。。。)


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こちらは別の地区のセントラルヒーティングの施設を遠くから見たところ。

寒さのために水蒸気が「きのこ雲」にような形になっている。。。


いまいちセントラルヒーティング=原発の呪縛が解けないシュトでした。。。

posted by シュト at 02:39| Comment(6) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

「ベレスタ」おわびと訂正 そして元祖ベレスタ

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ロシア雑貨の人気者No.1と言えばもちろんマトリョーシカですが、それに次ぐ勢いがあるのがベレスタ(白樺細工)。


ええ、ベレスタ


シュトはいままでずっとベリョースタと呼んでおりました。
なぜならシュトの持っている辞書(日本製の露和および和露。それぞれ出版社は別)には

白樺の皮  берёста(beryosta)

って書いてあるんです。

ёの字は「ィヨー」と発音するので、これをそのまま読むならベリョースタで正しいはず。







しかし




雑誌やネットショップではみんなベレスタと呼んでいる。

ベレスタなら綴りは 

береста(beresta)

です。

でもロシア語の場合、ёも上の点々を省略してеと書くのが一般的なので

「おそらくみんなберестаをそのまま読んでベレスタと言っているのだろう。ほんとうはベリョースタと読むのだ」

とかってに思いこんでいたのです



が・・・



やっぱりなんか気になる。。。



でロシア人Kちゃんに聞いてみたわけです(ここからは実録)

-----

シュト「berestaの読み方はベリョースタでいいんですよね。ベレスタではなくて」

Kちゃん「ベレスタです」

シュト「・・・(汗)берёстаこれも?ёだけど。е ではなくて・・・」

Kちゃん「берестаё はありません」

シュト「・・・(激汗)берёстаという言葉はないの???」

Kちゃん「ありません」

シュト「辞書にもберёстаっていう言葉が載っていて、白樺の皮って書いてあって・・・」

Kちゃん「正しくないです」

シュト「あらららら・・・(激激激汗)」

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というわけで、やはり「ベレスタ」が正しいようです。とほほほ・・・。


いままでシュトの勝手な思いこみにより、正しくない表記を使ってみなさまに正しくない情報をお伝えしておりましたことをお詫び申し上げます。
私のロシア語の知識は(やっぱり)いいかげんなものでした(恥)。

ほんとうに申しわけございません!!!


・・・


というわけでちょっとへこんでおりますシュトですが、気を取り直して、あらためてベレスタについて。

今おみやげとして売られているものは、トップの画像にもありますとおり、とっても装飾的。かわいいですよね。

でももともとは庶民の生活道具だったのです。

たとえば、こちら。


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どーん。

水差しです(注ぎ口はついていません)。

けっこう大きくて高さは27cmくらい。

ロシアの友人に「古い食器とか欲しい」とたのんだところ、なんとこんなのがやってきました。
(ほんとは古いホーローのなべとかティーポットとかを期待していたんですが。。。)

もう見るからに「白樺を丸めて作りました!」って感じです。


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表面もぼこぼこした皮をそのまま使っています。

年代ものなので蓋なんかはがれかけちゃってますが、中はニスがぬっていないので、白樺の白い皮がそのまんま。


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中もこのとおり、白樺の樹皮のしましま模様が見えます。


ああまるで、村一番の古老のような風格。。。

これぞ元祖ベレスタ


でもよくよく見ると、この水差しとトップの画像の小箱って、基本構造がまったく同じなんですよね。

こちらが古老ならあちらはさしずめ生まれたばかりの赤ちゃんという雰囲気でしょうか。

というわけで最後におじいちゃんと孫たちで記念写真。


ぱちり

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「お前たちもはやく大きくなるんじゃぞ〜」(ならない、ならない)
posted by シュト at 02:17| Comment(6) | TrackBack(0) | ベレスタ(白樺製品) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月04日

今年の干支は。。。

みなさまあけましておめでとうございます(もう、4日ですが)

さて今年はじめての記事なので、正月ネタでございます。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ロシアでも干支は一般的に知られています。

で、今年の干支は




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ぶひ〜




。。。




ロシアでは今年は「ブタ年」

街では今あちこちでブタを見かけます。

年末年始には新しい年の干支のぬいぐるみだとか置物だとかを買ったりプレゼントしたりするのが習慣になっているので、豊富な品揃えです。



でですね、シュトは

「ロシアにはイノシシがいないから、代わりにブタを使っているのね〜。
ブタイノシシを家畜化したものだというから、まあ、大筋としてはまちがってはいないよね〜」

とかってに思っていたのですが、





どうやら





干支の発祥地中国でも「今年はブタ年」だそうです。




つまり

「ロシアではイノシシがいなかったからブタ年になった」

のではなく、

「日本ではブタがいなかったからイノシシ年になった」

というのが正しいみたい。。。

(シュトの持っている辞書によれば日本の影響で比較的最近はやりだしたということらしいのですが、ここだけ先祖返りしているのはなぜなんでしょう???)





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さきほどのブタくんたちはこんなふうに露店で売られています。





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お、イノシシも発見!(やはり日本の影響か)





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しかし、完全に迫力負けしてますよね。。。



※ちなみにシュトは「ブタ年」ではありませんです。



posted by シュト at 21:00| Comment(17) | TrackBack(1) | ロシアの風習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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