2007年02月24日

赤の広場のマースレニッツァ

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この時期、ロシアでは春を迎えるお祭りマースレニッツァがあります。今年のマースレニッツァは2月12日から18日まででした(キリスト復活祭の7週間前に行われるそうです)。

マースレニッツァは直訳すると「バター祭り」とでもなるのですが、そのせいか太陽を象徴していると言われる「ブリヌィ(ロシア風クレープ)」をたくさん焼き、それにバターをたっぷり塗って、イクラやお肉や果物のジャムやなんやかやと好きなものを包み、おなか一杯食べます。

といっても私もあまり詳しくはないので、マースレニッツァについてはmiyabyさんのこちらの記事、ブリヌィの作り方についてはマーミンカさんのこちらの記事をどうぞ。

さて、今年のマースレニッツァでは、冒頭の画像にもありますように、赤の広場でも一大イベントが催されたようです。友人が写真をたくさん撮って送ってくれましたので、その一部をご紹介しますね(今回は久しぶりに画像が多いです〜)。

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さていつもががらんとしている赤の広場にはこのようにたくさんの屋台が並んでいます。

それだけでなく広場ではいろいろなゲームや遊び(たぶん伝統的なものが多いのかも)に参加できるようになっていて、大勢の人でにぎわっています。

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こちらは竹馬コーナーですね。


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こちらでは角材の上で枕で殴り合って落としっこをしています。


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大縄飛びで、ぴょんと飛んだロシア娘。


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こちらは射撃屋さんですが、なぜか景品のぬいぐるみが屋根から逆さづりになっていて、ちょっと不気味。。。


さてお祭りですから当然食べ物の屋台も出ています。きっとブリヌィもあるのでしょう。屋台の売り子さんたちはみんな民族衣装を着ています。

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こちらはピロシキ屋さんでしょうか。手前の方にホフロマ塗りの大鉢が何個か見えますね。


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こちらは女性の売り子さん。
着ぶくれてちょっとマトリョーシカな体型になっていますが、なかなかお美しいお二人です。

ちなみに彼女たちの手前上方から垂れ下がっているのは、うちのマトリョーシカでもおなじみのロシアの乾パン「バランキ」です。

さてトップの画像にあったワシリー寺院前の特設舞台では、道化の格好をした男の人を中心に、お客を巻き込んでのゲームか寸劇の様なものをやっているようです。

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なぜかトイレット・ペーパーでぐるぐる巻きにされています。。。



こんなふうにすっかり大はしゃぎしているかんじですが、やはり昨今の世相を反映しておりまして、入口ではこんなふうにしっかりチェックされます。

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この空港にあるようなチェックゲート、お祭りがあるとどこにでも出現するんです。


赤の広場は数年前、テロ対策のためかぜんぜんはいることができなかった時期がありました。それがここ最近はクリスマスにでっかいツリーがたってスケート・リンクが仮設されたりと、なんかすっかりイベント広場になっているようす。

でも本来、赤の広場ってそういうところだったんです。ロシア革命のずっと前、昔々は市場が立ったり、お祭りがあったりしたそうです。別に軍事パレードをやるためにあったわけではありません。

ちなみにこの日の気温はマイナス10度だったそう。
(着ぶくれマトリョーシカになってしまうわけです)

でもマイナス10度って、思ったほど寒くはないんですよ。
気持ちがいいくらいです。

友人によると昨日はマイナス20度だったそうで、さすがに寒がっていました。ちょっと前まで暖冬で雪なんてぜんぜんなかったのに、いきなりマロース(極寒)じいさんが来てしまったようです。

そんなわけでロシアでは、この時期ブリヌィをたらふく食べて(脂肪をつけて)、後もう少しつづく厳しい冬を乗り切るのでしょう。




posted by シュト at 02:01| Comment(6) | TrackBack(2) | ロシアの風習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

マトリョーシカ豆知識5 持ち物編4 動物たち

おひさしぶりです。シュトです。
もう2月も半ばをすぎてしまいました。

(あまりにも久しぶりの更新で、知らない間にブログサイトがリニューアルされててとまどってしまいました 笑)

ひさしぶりついでで、これもひさしぶりの「マトリョーシカ豆知識 持ち物編」シリーズです。
(今回は厳密には持ち物とは言えませんが、そこは大目に見てくださいませ〜)

というわけで、今日のマトリョーシカたち。


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お店でもトップを飾っているこの子たちですが、これを見た時、シュトの脳裏にはロシアで見た忘れられない光景が広がったのでした。

場所はモスクワから車で1時間ほど行ったところのとある町はずれ。
この町はけっこう古くて、かのイワン雷帝が一時期こもっていたりした歴史的にも名の知れた町なのです。

その町の中心部を車で抜けて、古い平屋建て木造家屋が建ち並ぶ辺りを通り過ぎようとしたときでした。

頃は夕暮れ。

傾きかけた日差しの中を向こうから大勢の人間がやってくる。。。

どうやらおばあちゃんたちの集団。。。

そしてそのおあばちゃんたちの脇に寄り添って歩いているのはこれまたたくさんの山羊さんたち!!!

まさにこのマトの2番目の子にそっくりの光景だったのでした(実際はかなり年期の入ったマトたちでしたが。。。)

その数15人と15匹くらいでしょうか。
ひとりひとりが1匹ずつ山羊を連れて集団でのんびり歩いてくるんです。

「これって山羊のお散歩???」

『アルプスの少女ハイジ』ではペーターとハイジが草を食べさせるために山へ山羊を連れて行っていましたが、このおばあちゃんたちもやっぱり山羊に草を食べさせて帰ってきたところなのでしょうか(ちなみにモスクワの近くには山はないので、行くとしたら野原だとは思いますが)。

答えをくれる人は残念ながらおりませんでしたが、シュトの心に深く深く印象に残ったのでした。。。


こんなふうに、ロシアの田舎に行くと実によく動物に出会います。
このときの車での行程でも、牛の放牧を見たりとか、カラフルなペンキで塗られた絵本に出てくるような木造のお家の前で、山羊や鶏や犬なんかが気持ちよさそうに放し飼いされているのを眺めたりしました。

モスクワはすごい勢いで都市化が進んでいますが、一歩郊外へ出ればこんな光景がまだまだ広がっているのです。

ところで、羊はまだ見たことはありません。
モスクワの近くでも羊を飼っているところもあるのかな?
このへんは詳しく知らないです。


ブタは。。。

見たと言えば見たんですが。。。

それもカワイイこぶたちゃんたちだったんですが。。。



なにせ出会ったのは「市場」。。。

すでにお亡くなりなっている状態で、お店の軒先に並んでおりました(涙)
(ロシアでは年末年始にこぶたの丸焼き?を食べる習慣があるらしい)


それではまた〜。
posted by シュト at 02:16| Comment(6) | TrackBack(0) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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