2007年03月24日

雪のモスクワ3 雪化粧の聖堂たち

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もうすっかり春めいてきましたのに、しつこく雪の写真が続いておりますが、今日で最後です。

久しぶりの巨大ロシア雑貨(ロシアの聖堂)


トップの写真はご存じ赤の広場のワシーリー聖堂

極彩色のタマネギたちの上にうっすらと白い雪が積もっておりますが、なんか粉砂糖のかかったお菓子みたいに見えるのはシュトだけでしょうか(かじりつきたい衝動に駆られます 笑)。

ロシアの聖堂は極彩色のものが多いのですが、雪をかぶるとそのコントラストがとてもステキなんですよね。

長い冬の間は真っ白な雪にずっと閉ざされてしまうから、せめて建物だけでもこんなふうににぎやかな色合いにしているのかなと、ふと思いました。



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こちらは赤の広場近く、ロシアホテル(解体中)の脇の寺町通(シュト命名)にある聖堂。

シルエットがキレイ(電線が邪魔なのがおしいですが)。


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夕日を浴びて、金色に輝くタマネギ。
上半分だけ雪が積もっているのところがポイントですね!




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寺町通沿いの建物。



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青空をバックに、屋根の上の金色の風見鶏も光っています。


こういう晴れた日というのは、じつは雪の日よりも寒いんですよね。でもこのピーンと張りつめた感じの空気、好きだったりします。

(寒いと空気がきれいになったような感じがするのはなぜなのかな。ほこりも凍ってしまうんだろうか。)


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さてしばらく食べ物や風景が続きましたが、次回からは雑貨屋の本分(?)に戻って、春らしいカワイイものもご紹介していきたいと思っています(あくまでも予定ですので、突然変わるかもしれません。。。)

それではまた。

2007年03月21日

雪のモスクワ2 入るな危険!

さて雪が積もるようになると、モスクワの街角のあちこちでは、こんなものが出現します。


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なにやら物々しげな赤い三角の物体とロープ。



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こちらにも。



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こういう柵状のものもあります。


「入るな危険」

ということを表しているのはすぐわかりますが、いったいなにが危険なのでしょう?

壁塗りをしているわけでも、下水道工事をしているわけでもありません。

シュトも最初のころはこれがなんのためにあるのか、ぜんぜんわからなかったのですが、実は答えは上にありました。



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キラリンぴかぴか(新しい)



そう、つららです。

冬のモスクワの屋根にはつららがいっぱい。


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こんなのとか。

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こんなのとか。



今年は暖冬で雪が少なかったせいかつららも小さいですが、ふつうの冬はもっと巨大なつららがたくさんできます。すごいのになると2mくらいになったりする。

あんなのが頭の上から落っこちて来た日には、人間なんてひとたまりもありません。実際、落ちたつららが道路の上でこなぐなに砕け散っているのもよく見かけるのです。


というわけで、冬のモスクワは足下だけでなく、頭上にも注意しなくてはならないというお話でした。
posted by シュト at 11:58| Comment(2) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

雪のモスクワ1 赤の広場

今朝、シュトがなにげに外に出てみたら、白いものがちらほら。。。

「げっ!雪?!」

本日東京では、観測史上もっとも遅い初雪が降ったそうです。
といっても5分くらいで止んでしまったようですが。
(その5分にちょうど当たったみたいです)

暖冬だったくせに、なぜか春が来るのが遅いへんな気候ですね。

何度も書きましたが、今年はモスクワも暖冬で、「雪のない写真」ばかりが続いていましたが、2月半にはドカ雪が降りました。

というわけで、春が来る前に、これから数回雪のモスクワの写真なんぞをお見せしようかと思っております。


モスクワと言えばまずはこちら。

赤の広場


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グム百貨店の脇の道から、クレムリンのスパスカヤ塔を臨んでおります。

時期は前々回ご紹介したマースレニッツァの直前。
人々が着ているものからも、寒さが伝わって来ますよね。
(しかしこの雪道でもロシア女性はハイヒールでスタスタ歩いてしまう不思議)


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ワシリー寺院の前もどろどろのぐじゃぐじゃ。


というわけで、祭りにむけて除雪車が出陣!!

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「どどどどどどどどどど〜〜〜〜〜〜」


この除雪車は、ワシリー寺院の右の道をモスクワ川方面へ下って右手にある橋のたもとにいつもスタンバイしています。


観光客を尻目にひたすらお仕事。

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「どどどどどどどどどどどどどど〜〜〜〜〜〜〜」


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半分くらいきれいになりました。


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「まだまだまだまだ〜〜〜〜〜!!!!」
「うりゃうりゃうりゃうりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」



除雪車のおかげで、赤の広場はすっかり雪がなくなり、お祭りが始まります。

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「はいはい、まずは荷物チェックね〜」


こうして雪降る中、大勢の人々がマースレニッツァを楽しむのでありました。

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(ちなみに除雪された雪は郊外に運び去られるようです。)
posted by シュト at 19:11| Comment(4) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

ロシアのパン

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「ロシアの食べ物で、今一番食べたいものはなに?」


と聞かれたら、シュトは


「パン!」


と答えるでしょう。


ああ、ロシアのパン。。。


日本人には「固い」「ぱさぱさしてる」と不評のことが多いのですが、シュトはこの「歯ごたえ」が好きでした。

なんていうか「腰がある」感じ。

ロシアに行く前は、ごはん派のシュトにとってパンはおやつみたいなものでしたが、ロシアに来て、こういうパンなら「主食」になるな〜と思ったものです。

もちろん日本のパンはパンでおいしいと思うのですが、なんかロシアのものとは質がちがうんですよね。

というわけでそんなシュトびいきのロシアのパンたちをご紹介しましょう。


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右側。楕円形で、絵に描いたような「西洋のパン」という形をしているのが「バトン・ナレーズニィ」と言います。「ねじのような切れ目がある」という意味みたいです。

ロシアの白パンの中でも超スタンダードな形。日本のパン屋のどこに行っても四角い食パンがあるように、ロシアのどこに行ってもこのパンがあります。

シュトはこのパン好きでした。

これにロシアのバターを塗って食べると、ほんとうにおいしい。。。

ちょっと甘みがあるんですよ。

あとこれにお茶があれば、他にはなにもいらないという感じでした。気がつくと半分くらいあっという間になくなってしまいます。

となりの丸くて黒っぽい方が黒パンの「ストリーチニィ」。意味は「首都の」。これもとってもスタンダードな黒パンですね。黒パンなので酸っぱいです。


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こちらは「ナレーズニィ」と「ストリーチニィ」の断面図。

色の違いわかりますか〜?

白パンに較べると、黒パンはずっしり重いです。生地の目も詰まっているので、白パンよりも薄く切って食べます。


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ドーナツ型のものたちは「スーシキ」。

「スーシキ」というのは「乾いた」という意味があるのですが、その名のとおり乾パン系のパンです。

うちのお店のマトがよく持っている「バランキ」と形は似ていますが、バランキはもっと大きくてやわらかいそうです。こちらの「スーシキ」はもっと固くて、ガジガジ囓らないといけません。

なので、お茶といっしょに食べるのが一般的。大小2種類ありますが、大きい方には芥子の実がついてます。


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こちらも超スタンダードな形の黒パン。名前は「ダルニツキー」。ウクライナのダルニッツァという地名にちなんでいます。

シュトが最初にロシアに行ったときは、パンと言えばこればかり。
白パンはすぐになくなってしまって、いつも買えるとは限らなかったのですが、これはいつでもあったので、よく食べていました。

この写真のものは2分の1の大きさなのですが、こういう方形のパンのことをロシアでは「レンガ型」と呼んでいます。これもずっしり重いです。ほんとにレンガみたいです。


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こちらも黒パンの一種。上にウイキョウの実がついていて香りが強いです。名前は「ボロディンスキー」。「ボロジノ」という地名にちなんでいます。

黒パンというと「酸っぱい」というのが定番なんですが、これはいろんなものが入っているみたいで甘みがあり、日本人にも好まれる味だと思います。

ロシア人もやっぱり好きみたいで、スーパーではすぐになくなってしまいます。(あとに残っているのは酸っぱい黒パンばかりだったりする 笑)。


今回紹介したのは、ほんとうに昔からあるスタンダードなタイプで、大きなパン工場で作られて朝運ばれて来ます。

値段も安くて、私がいたときで、「ナレーズニィ」がだいたい10〜12ルーブル(約40〜48円)、黒パンはもっと安くて6〜8ルーブル(24〜32円)くらいです。

モスクワではここ数年いろんなパンが増えています。スーパーでは日本で見るようなビニール袋入りのロールパンや、ホットドッグやハンバーガーに使うようなパン、食パンのように切ってあるものなどもよく見かけるようになりました。

でもこういうパンって、だいたいおいしくありません。ぱさぱさしてるし、風味もないです。なのに上記のパンより高かったりする。

またここ数年の傾向として、大きなスーパーではパン焼き場を併設しているところが増えていて、様々な種類の自家製のおいしいパンを売っています。これはかなり魅力的なのですが、でもその分やはり値段はかなり高め。

毎日食べるにはちょっと・・・。

で、けっきょく安くておいしい「いつものパン」に戻ってしまうシュトでした。

しかし、ああいう「腰のある」パン、日本では売ってないのかなぁ。。。
posted by シュト at 20:04| Comment(10) | TrackBack(0) | ロシアの食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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