2006年05月30日

巨大ロシア雑貨1

sergiev_cobor01.gif


みなさまこんにちは。 こちらは新潟ロシア村・・・





ではありません。(似てるんですが)





ここはロシア。これは本物の教会。

しかも数十年前まではロシア正教の総本山だったという、由緒正しいトロイツェ・セルギエヴァ(聖セルギエフ三位一体)大修道院のウスペンスキー聖堂(1559-1585)です。
場所はモスクワから北へ70kmほど行ったところにあるセルギエフ・ポッサート(旧ザゴールスク)という街。

ところで、このようなロシアの古い聖堂を見ると、シュトはいつも思います。




この、わけのわからんかわいさはいったいなんなんだろう???




別にかわいいといけないということはないのですが、よく考えてみてください。

他の国の大聖堂とかだったら、もっとこう威圧的というか、神々しいというか、いかにも威厳がある感じに作ってあると思うんですよ。

だけどロシアの場合なんかちがう。
空想的というか、おとぎ話的なんですよね。はっきりいって現実味がぜんぜんない。ぱっと見ただけなら「アラビアンナイトのお城」とか連想する人も多いはず。


これらを作ったのは、いかめしい顔したひげぼーぼーの修道士たちであり、熊さんみたいなロシアの大工さんたちのはずなのに、なぜかこうメルヘンチックになってしまうから不思議。

とくにかわいいのは16世紀までにたてられた聖堂で、この修道院には他にも

こんなのとか

serugiev_troitcky01.gif
トロイツキー(聖三位一体)寺院(1422年)


こんなのとか

sergiev_raihaido.gif
ドゥホフスカヤ(精霊)聖堂(1476年)

あります。



ちなみに修道院の外観はこんな感じ(絵はがきより)

troitse_sergieva.jpg


またしてもディズニーランド状態ですが。。。

装飾がごてごてとしている建物は17世紀以降、西ヨーロッパの建築の影響を受けてからのものです。もともとのロシアの聖堂は白壁が基本でとってもシンプル。(城壁の手前にちょこちょこ建っているのもけっこう古いタイプだと思います)。


でですね、ロシア人のこのなにげにかわいいものをつくってしまう感覚って、今のロシア雑貨に相通ずるものがあると思うわけなんですよ。

だからロシアの聖堂をシュトは


巨大ロシア雑貨


と勝手に呼んだりしています。


・・・・・・

ちなみにセルギエフ・ポッサートの街は、ロシアの民芸品の一大産地だったりします。マトリョーシカの工房とか、木のおもちゃの学校とかあるそうです。
観光客もよく訪れる場所で、お店もたくさん出ています。(モスクワより安く買えますよ。)


sergiev_hofroma02.gif
ホフロマ塗り


sergiev_egg.jpg
卵型の置物。修道院の特徴を見事にとらえていて笑える。

・・・・・・

次回は巨大ロシア雑貨モスクワ編でございます。
この記事へのコメント
巨大ロシア雑貨〜(笑)
ホントかわいい。。。
屋根がポイントなのかな?

木のおもちゃの学校通いたいわ!
Posted by まころん at 2006年05月30日 12:51
はじめに「新潟ロシア村・・・」て書いてあるから、
はじめ本気で信じてしまいました(笑)。
新潟ロシア村行ってみたいところです。
ロシアの大聖堂を見ると、関西人はパルナスのCMを思い出すんです。
ごめんなさい、関西人にしかわからない話で・・・
ロシア1度しか行ってないから、有名でツアー団体が絶対行くような大聖堂しか
見てないんですよね〜。
なのでとても楽しめました。
ラストの卵型も可愛い。
モスクワ編楽しみにしていますね。
Posted by belgium44 at 2006年05月30日 14:48
ロシアの造形、色使いは本当に独特ですよね。
ソビエト時代もそうでしたし。
右上「おすすめ本」の絵本もそうですし(笑)
Posted by ken at 2006年05月30日 15:54
まころんさんへ
ええ、屋根がポイントなんです。東方キリスト教の国はたくさんありますが、聖堂のドームがこんなふうにタマネギ型になって、しかも色とりどりに輝いちゃうのはロシアで発達した様式のようです。
なぜこんなになってしまったのかは、実はよくわかっていないんですが。

私もマトリョーシカの絵付けとか現地実習してみたいんですよね〜。体験入学とかあったらいいのになあ。
Posted by シュト at 2006年05月30日 17:58
belgium44さんへ
残念ながら「新潟ロシア村」は閉園してしまったそうです。
やっぱりマイナーすぎた上に、冬場は雪のために休園してしまうというスローな経営が現代には受け入れられなかったのかもしれません。(なんかすごくロシア的なんですが)。
復活を期待したいところですね。

「パルナスはモスクワの味」でしたっけ。
私は関東育ちなのでもちろん見てないんですが、よく聞くのですごく気にななります。ロシアの聖堂が出ていたんですか。うーん、ますます気になる。。。
Posted by シュト at 2006年05月30日 17:59
kenさんへ
こういうのを「本気で」つくっちゃうところが、ロシアのおもしろさだと私は思っています。
どの時代のものも、それぞれ独特のひねりがはいるんですよね。
Posted by シュト at 2006年05月30日 18:03
真っ青なだけでなく、水玉風に見えるところが
またスゴイ♪♪
先日のお土産市場に引き続き、今度はディズニー・シーの
アラビアン・コーストのようですね。
東京タワーみたいにミニチュアが売ってて欲しい・・
と思うのは不謹慎かなぁ・・
Posted by タビ at 2006年05月30日 21:31
タビさんへ
遠くからみると水玉に見えますが、よく見るととげのいっぱいある星形なんですよ。天空を表していると言われています。
ミニチュアは、実物そのものっぽいのは売っているを見たことがありませんが、ロシアの聖堂をかたどった、クリスマスツリー飾りならよく売っています。キノコみたいな形をしていて色とりどりですごくかわいいです。
でも実物の縮小版みたいなのがあったら、私もほしいなあ。
Posted by シュト at 2006年05月30日 23:49
一瞬、マジで新潟ロシア村かと思いました!
新潟のロシア村でも、杉林の上からこのとんがり帽子みたい
なのが見えていて、とてもゆるい風景を作り出しています。
ちなみに、閉鎖されたロシア村の建物はまだ取り壊されていません。

熊みたいなロシア大工達の会話…
「ねぇねぇ、こうするとさ、カーイーんじゃない!」
「ここはさぁ、水玉にしちゃおうよ〜!」
とか言ってたりするのでしょうか。
ロシアにも「カワイイもの好き部。」があったんですね☆

ところでロシアの警官はいただけませんね!
ロシアに行くことがあったらぜひシュトさんに
ご同行願いたいものです☆
Posted by Monsieur at 2006年05月31日 12:23
Monsieurさんへ
新潟ロシア村の教会、まだ壊されてないんですね。よかった〜。(まあ、壊すのもお金がかかりますからね。)やはり「復活期待すべし」ですね。

熊大工さんたちの「カワイイもの好き部」。
ちょっと「コワイ」想像になってしまいました。。。
でも彼らが作ったのはまちがいないんですよね〜。ほんとにこんな会話してたりして。

ロシアの警官は最近はすこしおとなしくなったみたいなのですが、でもまだまだ油断はなりませんね。私では非力なので、ロシアに行かれるときは「でっかい熊さん型」の友人を用心棒としてご紹介しましょう!
Posted by シュト at 2006年05月31日 23:45
玉ネギくん達がキスチョコみたいでもあり。カワイイ。
夏に行くのが本当に楽しみです。

モスクワ編にはワシーリーが登場なのかしら?(ワクワク)
↑が見たくてロシアに行くようなものですからー。
Posted by キョウコ at 2006年06月01日 00:43
シュト様

毎度「ドゥネブニク ケナー ☆モスクワ・ロシアの今☆」でお世話になっておりますKENです。
今回2度目のコメントになります(笑)
私はこのたび「ロシアの食べ物・美味しいものリンク集」なるサイトを立ち上げましたことをご報告申し上げます。

http://russianfood.knaka.com/

なかなかイメージの上がらないロシア、隣国なのになかなか理解されないロシア・・・。
「ロシアの食べ物リンク集」は、ロシアの食べ物をきっかけに少しでもロシアに興味をもってもらえたらいいなと思い、立ち上げました。
食べ物のHPではございますが、「ロシアのブログ」というページも作りまして、大変勝手ではございますが、既に貴殿のサイト「Да!Да!Да!(ダー!ダー!ダー!) ロシア雑貨店 店番シュトの日記」をリンクさせて頂きました。
もしご迷惑であればご一報いただけますでしょうか?

もし相互リンクが可能であれば是非お願いしたく思います。
連絡先アドレス(HP上からもアクセスできます)
kzapad●hotmail.co.jp 
(お手数ですが●に@を半角にしたものを入れてください。「ドゥネブニク ケナー ☆モスクワ・ロシアの今☆」のコメント欄に書き込んで頂いても結構です!http://blog.livedoor.jp/knakanaka2/

また相互リンクにご了解いただけるようでしたら、
タイトル   ロシアの食べ物リンク集
リンク先   http:// russianfood.knaka.com/

にてお願いいたします。

唐突なお願いではございますが、是非ご検討いただければと思います。
よろしくお願い致します。

今後ともよろしくお願いいたします!

Posted by ken at 2006年06月01日 05:09
『シュト』様

はじめまして!
ブログ楽しく拝見させて頂きました。
大変楽しく読ませて頂きました。

最近、『ブログタイトル』のような面白いブログは、修正・加筆して電子書籍として販売するとヒットすることがよくあります。

そして、無料で登録できる電子書籍でヒットしたら、次はそれをそのまま商業出版化する、という流れも出てきています。

そこでお願いがあるのですが、商業出版のアシストもしているでじたる書房で、あなたのブログを販売してみませんか?

■TOP:http://www.digbook.jp/
■ライター登録ページ:http://www.digbook.jp/writers_site/
■ライター登録者数:1834人
■総書籍数:6374冊

ご登録、販売にあたり費用は一切無料です!
お待ちしております!
Posted by でじたる書房 at 2006年06月01日 10:42
キョウコさんへ
おお、たしかにキスチョコにも見えますね!
私はよく「ショートケーキ」を連想します。「もし屋根が赤かったら、イチゴショートだよな〜」とか。(笑)(←こんな風に思っているのは私だけではなくて、昔『芸術新潮』のロシアのイコンと教会の特集でも「おいしそうな聖堂」とか書いてありました。)
どうもロシアの聖堂のカワイさって「甘いもの系」みたいですね。

ワシーリーがお好きなんですね。(これだけでなんのことかわかる人ってどのくらいいるのかしら?)

フフフ。楽しみにしていてください。
Posted by シュト at 2006年06月01日 14:04
kenさんへ
コメントは何個でもOKです(笑)。
サイトの方見ましたよ〜。
すごい情報量。こういうのがほしいと思っていたけれど、自分ではとても作れない。。。いや〜、ありがたいです。
これでロシアで食べるものに困ることはありませんね。
私のブログもリンクしていただいてありがとうございます。相互リンクもちろん大歓迎です。
これからロシアに興味を持つ人がどんど増えるといいですね。
Posted by シュト at 2006年06月01日 14:19
シュトさん、ありがとうございます!
すいません、シュトさんのメールアドレスが上に記載されていたのを、今気がつきました。
コメント欄でなくそちらでご報告すればよかったです。
コツコツ増やしていきますので是非遊びに来てください。
Posted by ken at 2006年06月01日 15:42
kenさんへ
いえいえ、このメアドは「たった今」掲載したばかりなんです(笑)。ですから気にしないでくださいね。
またなにかありましたら、コメントでもメールでもどうぞ。サイトこれからも楽しみにしています!
Posted by シュト at 2006年06月01日 15:53
 シュトさん、こんにちは
 本当に色鮮やかな聖堂ですね。
そのウスペンスキー聖堂に似た絵柄のセーターを持っています。
以前に祖母からもらった白地のざっくりしたセーターです。
ブルーに金色の点々の入った玉ねぎのような屋根の白い建物が数個並んでいてラメがたくさん入ってキラキラしています。
実はそれがロシアの聖堂だと知ったのは最近で、ずっとイスラム寺院か何かと思っていました。だって屋根の上にロシア正教の十字架が付いてなくて、半月上のものがついているので?しかし、ロシアの聖堂の写真を見ると、十字架を支える避雷針のようなゴテゴテしたものが付いていて、それには似ています。
 今日の写真を見てますますそっくりだと思いました。
 是非セルギェフパッサードへ行って見たいです。ロシアは上を通過でモスクワに途中下車(飛行機は何というのか分かりません)しただけですので、行ったことがありません。行きたいですね。
また写真を楽しみにしております。
Posted by フデ at 2006年06月04日 20:02
フデさんへ
いいですね〜、ロシアの聖堂の柄のセーター。写真が見てみたいです。
でも、半月形がのっているということはモスクなのかな?実際ロシアの聖堂とモスクはとっても似ているので、作った人は混同してしまったのかもしれませんね。

セルギエフ・ポッサート(発音はパッサートの方が実際に近いかも)はほんといいですよ。修道院は大きいですが、その周りはほんとにロシアの田舎って感じで、なごみます。

昔、留学先のロシア人の先生に連れて行ってもらった時、「観光客だとお金とられるから、お参りのふりするのよ!」とか言われて、スカーフかぶって修道院に入りました(ロシア正教では、女性は教会にはいるときはスカーフをしなくてはいけません)。おかげでただで入れましたが、さすがに写真はとれませんでしたね。。。
Posted by シュト at 2006年06月05日 00:40
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