2007年08月11日

ロシアのくまのプーさん そして夏休み・・・

残暑の候、みなさまいかがお過ごしですか?
今日からお盆休みという方も多いのではないかと思います。

実はうちもそうなんですが。

このまま休みに突入すると、ブログ更新ワースト記録を達成してしまうので、お出かけ前に更新していかねば、と思ったしだいです。

なので、今回はちょっととりとめない内容となっております(っていつもそうかもしれませんが)。

さて前置き(いいわけ)はこのくらいにして、実は今発売されている「spoon」の2007年8月号がなんとロシア特集なんですね〜。

シュトもこちらで教えていただきました。

『ミールイ ロシア!』というタイトルで、16ページに渡ってロシアのカワイイものが紹介されています。取材地はハバロフスクなんですが、シュトがモスクワにいたときに買っていた牛乳パックとか載ってたりして、ちょっとなつかしい。

そして、やはりこちらでもメインで紹介されているのですが、ロシアのくまのプーさん、「ヴィニ・プーフ!」が取り上げられているのです!


「ヴィニ・プーフ!」とは?


実はロシアではチェブラーシカに負けず劣らず大人気のキャラクター。

イギリスのミルンの原作を、ロシアの児童文学作家が新解釈して作られたものなのですが、なんとも愛嬌があって、ほのぼのとして、ちょっと「おばか」で笑えます。


womanday_poo_L.jpg

こちらはうちにいた「ヴィニ・プーフ!」

このどう見ても「タヌキ」にしか見えない、コロコロした動物が「ヴィニ・プーフ!」
でもクマなんです。
はちみつ大好きです。

「他にもいなかったかな?」と探してみたところ、こんなのもありました。


vini_phooh.jpg

これはミルク・キャンディーかなんかの包み紙で「ヴィニ・プーフ!」とは書いていないのですが、この「タヌキ顔」はあきらかに「ヴィニ・プーフ!」を意識していると思われます(ちょっとおっさんっぽいですが)。


ところでシュトの友人はこの「ヴィニ・プーフ!」が大好き。

ある日、シュトはチェブラーシカの絵本が買いたくて、この友人といっしょに本屋へ行きました。

けっこう大きな本屋だったのですが、チェブの本はいがいに少ない。
店員さんにも聞いていろいろ持ってきてもらって品定めをしていたところ、友人が1冊の本を手にして近寄ってきました。


友人  「シュトさん、こっちの方が面白いです!」

シュト 「んん??『ヴィニ・プーフ!』?」

友人  「ロシアではこっちの方が人気があります!」

シュト 「でも、日本人は知らないよ〜」

友人  「チェブラーシカはさびしいです!こっちの方が楽しいです!!!」

シュト 「・・・。(たしかにそうかもしれんけど)」


というわけで、結局「ヴィニ・プーフ!」の絵本も1冊買った(買わされた)のでした。。。

その本はロシアに置いてきてしまったのでご紹介できないのですが、ミルンの原作にあの「タヌキ顔」の絵がついたものだったと思います。


ちなみにチェブラーシカの絵本はしっかり持って帰ってきております(笑)。

それがこれ。

cheb_book00.jpg

「ワニのゲーナの休暇」という題名で、夏休みがテーマです。


cheb_book03.jpg

おなじみの3人(?)がいろいろトラブルに巻き込まれながら(巻き起こしながら?)も、バカンスを楽しんでいます。


ところで夏休みといえば、ロシアでは7月から8月にかけて、だいたい1ヶ月くらいまるまる休む人が多い。

なのでこの時期、ロシア人、いないいない

シュトの友人も実家に帰っていて、ただいま音信不通。。。
(もうそろそろ帰って来るはずなんですが)

夏休みを迎えたロシア人は、もう心ここにあらず。
捕まえるのは至難の技なのでした。。。


とはいえ8月半ばを過ぎるとロシアの夏は終わりに近づき、すでに秋の気配。シベリアではもう、朝晩は5〜15℃だそうです(寒そうだ)。

これからやってくる長い長い冬をのりきるためには、お日様を思いっきり浴びて(ロシア人は日光浴が大好き)、夏を思いっきり楽しむことが不可欠なのでしょう。

というわけでシュトはこれから一足遅れて夏休み。
コメントの返信も15日以降になると思います。
みなさまもどうぞよい夏をお過ごしくださいませ。

それでは。
posted by シュト at 16:27| Comment(12) | TrackBack(2) | 雑貨その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

雪娘(スネグーロチカ)

sneg_img.jpg


寒くなってきましたねー。
昨日から外出時にはロシアで買ったコート、帽子、セーター着用のシュトです。
これで防寒はばっちり。

でもちょっと浮いてます。。。


さて12月に入り、モスクワでも街中にクリスマスツリーがあふれいるそうです。
日本では11月初旬から出ていますが、ロシアでは12月にはいってからが普通。

以前にも書きましたが、ロシアのクリスマスは1月7日。
でも12月25日も祝っちゃう人は祝っちゃうし、年越しはメインイベントでこれまた祝っちゃうし、本番の1月7日もこの際祝っちゃうとか。。。(ようするにお祭り騒ぎができればなんでもいいのかもしれません。。。)


で、新年の午前0時になるとにはロシアのサンタクロース「ジェット・マロース(マロースおじいさん)」がプレゼントを持ってやって来ます。

なぜロシアではそうなのかというと、ソ連時代に宗教色を廃した形でクリスマスっぽい雰囲気を楽しんじゃおう!ということが理由とか。。。

で、そのときにジェット・マロースの孫娘として、ロシア民話でおなじみの「雪娘(スネグーロチカ)」もやって来ます。


「雪娘」のお話は、シュトが昔読んだヴァージョンでは、

「子供のいないおじいさんとおばあさんが雪で作った女の子が、人間になっていっしょに住み始めるが、春になったら溶けて消えてしまう」

という悲しいもの。


でもロシアには別のヴァージョンで

「子供のいないおじいさんとおばあさんが、雪玉を壺に入れて窓際に置いておいたら、それが雪玉のような女の子の赤ん坊になっておじいさん、おばあさんの娘として成長していく。途中森で道に迷うというトラブルもあるが、溶けることなくハッピーエンド」

というのがありました。


またリムスキー・コルサコフの歌劇「雪娘」になると

「霜の精と春の精の間に生まれた雪娘が、恋を知りたくなって人間の世界にやってくるが、本当の恋を知ったとたん溶けて消えてしまった」

というロマンチックなあらすじのようです。


こちらは映画「雪娘」のポストカード。

sneg01.jpg

リムスキー・コルサコフの歌劇の映画化のようで、恋する雪娘ちゃんです。
(しかし、ロシア映画みるといつも思うのだが、なんでかわいい女の子の相手役の男がおじさんばかりなんだろう。。。)


雪娘の出で立ちは「ブルーの毛皮付の長いコートを着て、1本の長い三つ編みを垂らしている」のが主流です。でも赤い服を着ていることもあります。ジェット・マロースもときどき青い服を着ていることがあるので、赤でも青でもどっちでもいいのでしょう。

雪娘がジェット・マロースの孫娘になったのはソ連時代のことなのですが、イデオロギー的な理由があったにせよ、かわいい女の子キャラクターはすっかりロシアに定着したようです。


というわけで今も昔もこの季節は「雪娘」がたくさん。


こちらはソ連時代のジェット・マロースと雪娘のカード。

sneg03.jpg  sneg04.jpg

素朴です(笑)。 
こういう人形を使ったカードって、ソ連時代には多いんですよね〜。

こんな変わり種も。。。

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さすがフィギュア・スケート大国(笑)。


sneg02.jpg

赤い服を着た雪娘。シュトの一番のお気に入りです。


今年の雪娘たち。

sneg06.jpg  sneg07.jpg  sneg08.jpg


子供タイプから、妖艶な美女までいろいろおります。

やっぱり雪から生まれた女の子っていうのは、いろいろ想像力をかき立ててくれるキャラクターのようですね。
posted by シュト at 01:39| Comment(10) | TrackBack(0) | 雑貨その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

ロシア文化フェスティバル 2006 IN JAPAN

いったいどのくらいの人が知っているのでしょうか。。。

実は今年日本では


「ロシア文化フェスティバル」


が開催されているのです。



そこのあなた、知っていましたか?



ほら、こーんなパンフレットもあるんです。


festival_catalog.jpg


ちゃんとプーチンさんと小泉さんのご挨拶だって載っています。


festival_catalog_naka01.jpg


いろんなプログラムが組まれています。
すでに「プーシキン美術館展」とか「ボリショイ・バレエ公演」などがありました。(これ以外にもたくさんありましたが、書き切れない・・・)

そうそうチェブラーシカの原作者、ウスペンスキー氏の講演会もあったんです。(行けなかったんですが・・・)



しかしなんといってもロシアです。
まだまだ日本では浸透度が低い。
たぶんよっぽどのロシア好きな人くらいしか、知らないんじゃないかと思われます。。。

でもこれからも予定されている催しものもなかなかハイレベルです。
興味のあるかたはこちらをどうぞ。


ロシア雑貨を愛するものとしては、こちらなんかがおすすめです。


mato_hagaki.jpg


「マトリョーシカ絵付作品展」

期間:2006/7/19(水)から7/23(日)
時間:11:00〜19:00(最終日17:00)
場所:東京都中央区銀座4-2-1 銀座教会内
   ギャラリーアガペー
   JR有楽町駅から徒歩5分
   メトロ銀座駅 C6かC8出口すぐ
問い合わせ:「日本ユーラシア協会」 電話03-3429-8231


「ハンサム部」のキョウコさんが「かわいいマトの会」でもご紹介していたものです。

ロシア人の先生の絵付けの実演や実技指導もあるそうです。
実技指導はマスターコースなので、いきなり初心者がマトの絵付けを習えるわけではないそうですが、どんな風にマトができあがっていくのか興味のある方はのぞいてみてもいいかもしれませんね。

なお、日本側の連絡先である世田谷のユーラシア協会では、月に一度マトの絵付け教室をやっています。こちらは初心者OK。横浜のユーラシア協会でもやっているそうです。

銀座の会場では、マトの他にロシア刺繍のマスターコースもあるようです。

シュトもマトリョーシカと刺繍は見たいなと思っております。
おかっぱ頭の「ル○ネのルミ姉」似の女子が食い入るようにマトを見つめていたら、それは私かもしれません。(笑)

というわけで、今回はお知らせ編でした。
posted by シュト at 02:52| Comment(10) | TrackBack(1) | 雑貨その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

15歳の民芸作家

ロシアでは子供は何かしら習い事をします。
それはスポーツだったり、音楽だったり、いろいろです。

そんな土台があるので、ロシアでは芸術やスポーツの分野で早くから才能が見出されやすいのかもしれませんね。

シュトの友人は子供頃美術学校に通っていました。ただ美術学校といっても彼女がやっていたのはデッサンや油絵ではなくて、ロシアの伝統的な民芸品の創作なんですね。

ロシアにはいろいろ民芸品がありますが、一通り作り方を習ったそうです。マトリョーシカも作れると言っていました。

ちょっと話はずれますが、昔ソ連時代の学校は規則がけっこう厳しくて、決まった地味な色の制服があって、リボンの色も黒か青か茶色じゃないとだめだったそうです。

しかしシュトの友人の彼女は、美術学校に行くくらいなのできれいな色が大好き。
だからいつも、学校から帰ってくるとすぐにきれいな色の洋服に着替え、リボンも赤やピンクなどに付け替えていたそうです。



さて別の友人(男性)の話なのですが、彼の知り合いの娘さんもこの美術学校に通っています。以前ロシア雑貨をいろいろ調べていたときに、彼女の作品を見せてもらったことがありました。

彼女は当時まだ15歳。

だけどすごく完成度が高く、伝統的な技法をつかいながらも少女らしい感性があってとても気に入ってしまいました。

以下が彼女の作品です(全部木製)。




大きな取っ手つきのカップです。伝統的な花模様が全体にちりばめられていて、楕円形の中には白雪姫の継母が描かれています(なぜ主役の白雪姫ではないのかは謎です・・・)。

cup01.jpg

「鏡よ鏡・・・」の場面です。



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りんごに見入る継母。



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おばあさんに化けて白雪姫のもとへ・・・。





次はティーポット(置物なので残念ながらふたは開きません)。
やはり伝統的な花模様があしらってあります。配色が見事!!

pot02.jpg





こちらは大きな飾り皿。貴婦人が色とりどりの尾長鳥と戯れています。縁取りはやっぱり花模様です。

sara01.jpg





ロシアの民芸品はほとんどが手作り。
その伝統はこういう風に受け継がれていってるんだな〜と、頼もしく思ったのでした。

posted by シュト at 02:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑貨その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月31日

本屋にて

ちょっと前、本屋に行ったら北欧コーナーができていました。北欧関係の書籍(主に雑貨関係)がいろいろ壁に飾られていたのですが、なぜかわれらがロシア(正確にはソ連)の人気マペットアニメの主人公

チェブラーシカ

の本が2冊も入っているではないですか。

いや、確かにロシアはフィンランドに隣接しているし、北の方の国かもしれないが、北欧ではないんだけどな。。。

よく見ると、東欧諸国を扱った本とかも入っています。普通の日本人にとっては北欧も東欧もたいして変わりがないということなのかもしれないですね。

まあ、でも北欧ブームに便乗してロシアの文化も一緒に注目されるようになるなら、それはそれでうれしいことではありますが。

いつか、本屋でロシアコーナーとかできる日がくるといいなあ。
あ、でも来年はなんか日本はロシア文化年だかなんかをやるらしいので、ほんとうにそういうコーナーができるかもしれません。

ちょっと期待しちゃいます。
posted by シュト at 00:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑貨その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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