2007年07月19日

オリンピック・・・ かの日の小熊のミーシャ

みなさまご存じのとおり、2014年の冬季オリンピックの開催地がロシアの南方の街ソチに決まりました。

ああ、オリンピック。。。

今を去ること27年前の1980年、その年のオリンピック開催地はモスクワでした。

しかし冷戦まっただ中の当時、ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議したアメリカが不参加を表明。それに右ならえで西ドイツ・日本も不参加。

平和の祭典であるオリンピックへの参加が、政治的理由によってとりやめになってしまうという悲しい出来事があったのでした。

というわけで日本では観ることのできなかったモスクワ・オリンピックでしたが、そのマスコットである小熊のミーシャは人気者です。


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1980年のカレンダーカード


ミーシャは日本でもコレクターが多いです。
コレクターでなくても「小熊のミーシャ」という名前はけっこうみんな知っているんではないでしょうか。

今でこそオリンピックといえば開催前からオリジナル・マスコットが話題になり、そのグッズが世界各国で売られるようになっていますが、実はそういうマスコットを全面に押し出したアピールの先駆けとなったのがこの小熊のミーシャなのだそうです。

よく考えると、いままでほかにもいろんなオリンピック・マスコットが存在したはずなのですが、シュトが覚えているのはこのミーシャとイーグル・サムくらい(でもイーグル・サムはぜんぜんカワイクないと思う・・・)。

この前のトリノの白チェブといい、ロシア人っていうのは、どうも人の心にうったえかけるラブリーなキャラを創作する才能を持っていると思われます。

さて、前置きが長くなりましたが、モスクワ・オリンピック開催中も当然ミーシャは大活躍。

実は、当時の様子を知る貴重な資料がシュトの手元にあるのです!


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かなりボロいですが、これこそソ連で発行された「モスクワ・オリンピック写真集」

ミーシャはといえば


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ちょっと見にくいですが、電光掲示板の横に鎮座。


そしてこちらはリアル・ミーシャ


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ボリショイ・サーカスの小熊さんでしょうか。。。
さすがに本物はちょっと強面。


そして閉会式。

観客席にはパネルによる巨大ミーシャが出現。

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さらに


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風船につられたこれまた巨大なミーシャの登場!!!


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会場のみんなに手をふられながら、ミーシャは高く高く登っていくのでした・・・。



さて気になるのは2014年のソチ五輪のマスコット。

やはり白チェブが主役の座に着くのか。

はたまたミーシャ復活か!(白ミーシャとか 笑)

今からとっても楽しみでございます。


★おまけ

こちらもオリンピック記念の1980年のカレンダーカード。

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人間よりでっかい小熊って(笑)。
posted by シュト at 19:13| Comment(12) | TrackBack(1) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

ソ連時代のポストカード「演技派・おじさん編」

お待ちになっていた方がいたのかどうかはわかりませんが、お約束どおり「ポストカード・演技派・おじさん編」行かせていただきます。
たくさんのカードの中から、シュトを「ムムッ」とうならせた面構えの男たちをどうぞごらんください。




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どーん

しょっぱなから「濃い顔」です。。。

でもこの方、タルコフスキーファンならおなじみの俳優、アナトーリー・ソロニーツィンなんです。なぜか映画より「恐い感じ」のお顔で写っていて、最初だれだかわかりませんでした。。。

彼はタルコフスキー映画において、主役からちょい役までいろいろこなしてきた俳優さんでしたが、タルコフスキー監督よりも先に亡くなってしまいました。




お次もタルコフスキー映画より。

donatas_vanionis.jpg300.jpg

どどーん

ドナタス・ヴァニオニス、『惑星ソラリス』の主人公、ハリー様の夫です。

「ソラリス」撮影時の写真らしくて、映画そのままのコスチュームです。(コスチュームと言っても、ただのグレーのトレーナーなんですが。)
アナトーリーさんと同様、ちょっと強面で写っておられます。



さて「濃い路線」はまだまだ続きます。


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どどどーん

強面です。
この方はセルゲイ・ボンダルチュク。
ソ連時代を代表する超大作映画『戦争と平和』の監督兼主演俳優という大御所です。

彼の『戦争と平和』はモスクワ映画祭グランプリ受賞はもちろん、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などの外国語映画賞も受賞しているという実力派。
さすが気迫が違いますね。「どうだ!!」って感じ。

ちなみに映画の中での彼はこれ↓


vaina_i_mir04.jpg




お次はちょっと個性派風。

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セルゲイ・フィリッポフ。細長い顔が印象的です。


彼の出演映画『スネグーロチカ(雪娘)』より

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あごひげがついて細長い顔がよけい細長く見えます。なんかシュトの死んだおじいちゃんにも似てるんですよね〜。というわけで目にとまったのでアップしちゃいました。



他にもこんなおじさんとか

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こんなおじさんとか

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こんなおじさんとか

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とにかくおじさんがたくさん。。。



しかし、根気よく探してみた結果、ちょっとだけ(比較的)若い俳優さんもいました。



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めずらしくポーズなんか決めちゃってます。わりと二枚目風。
よく知らない俳優さんですが、さっきのセルゲイ・フィリッポフさんと同じ『スネグーロチカ』に出演しています。


snegurachka03.jpg300.jpg

なんか全然雰囲気ちがいますね。こっちの方がシュトは好きですが。(ちなみにこの娘さんは「雪娘」ではありません。)



お次。

nimaime01.jpg300.jpg


二枚目、なんだと思います。。。

シュトは引いてしまいましたが。。。

この人のポストカードはいくつかあって、年代もだいたい同じなのですが、なぜか年齢が全然違って見えます。もっと若く見えたり、年取って見えたり。。。
いったいいくつなのかよくわからない謎の人です。


最後

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こちらの青年。たぶん本当に若い。初々しい感じが好印象。

「だれかな〜?」と名前をみたら、なんと若き日のニキータ・ミハルコフ監督でした。
彼はもともと俳優で出発した人で、たぶんこれはデビューしたての頃でしょう。

さてこんな思わぬ掘り出し物が出たところで、今回はこれにてお開きお開き〜。
(やっぱり「おじさん編」はあまり筆が乗りませんでした。すいません。。。)
posted by シュト at 03:08| Comment(10) | TrackBack(0) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

ポストカードのロシア美人2

前回に引き続き、ソ連時代の映画スターのポストカードの中から見つけたロシア美人をご紹介します。

まずは映画のワンシーンを扱ったものから。
(ちなみにシュトはこれらの映画を観ていませんので、ツッコミはなしでおねがいします)


こちらはソ連版『戦争と平和』(1967年)より。


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ヒロインのナターシャと恋人アンドレイの舞踏会のシーンです。


下はナターシャ役、リュドミーラ・サベリーエワのポストカード。


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実はナターシャ役はなかなか決まらず、映画の撮影はヒロインが決まらないまま始まりました。そして文部省が筆頭となって芸術関係のすべての少女を調べた結果、バレエ学校を卒業したばかりの彼女に白羽の矢が立ったのだそうです。

ところでソ連版の『戦争と平和』は、アメリカの『戦争と平和』のあとに作られたのですが、この女優さん、かなりオードリー・ヘプバーンを意識してる感じがするのは気のせいでしょうか?本家ロシアの名誉にかけて、オードリー以上の娘を探しまくったのかもしれないなぁ。

まあ、ヘプバーンもかわいいけど、このナターシャもロシア娘らしい美しさがあっていいです。

ただ、アンドレイが、たしかに2枚目だけど、やっぱりおじさんだよなぁ(特にお腹が)。。。



次は『アンナ・カレーニナ』


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不倫相手のヴロンスキーの元へ去ることを決意し、幼い息子に別れを告げるシーン。

アンナもきれいですが、男の子もかわいいです。ロシアの子供は本当に天使のようです。

ちなみに『アンナ・カレーニナ』は何度も映画化され、アンナ役としてはグレタ・ガルボビビアン・リーが有名です。最近では98年にソフィー・マルソーでも制作されています。

しかし公開当時は、ソ連版『アンナ・カレーニナ』に勝るものはないという評判でした。アンナを演じたタチヤナ・サモイロワはトルストイのアンナそのものになっていると絶賛されています。


お次もロシア文学原作の映画『カラマーゾフの兄弟』より。


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グルーシェンカ(左:リオネラ・プイリエワ)とカチェリーナ(右:スヴェトラーナ・コルコーシュコ)の二人は、一人の男ドミートリー・カラマーゾフをめぐって複雑な関係にあります。そしてこの一見仲が良い二人の美女は、この直後、壮絶な罵り合いを繰り広げるのでした。。。
(興味のある方は原作本、または齋藤孝著『過剰な人』(新潮社 2004年)をご参照ください。)



さてつぎはポートレートタイプのポストカードより。


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今までとはうってかわって、現代的なかわいい女の子です。裏に印刷されているプロフィールによると、当時はまだ演劇学校に在学中で、まだあどけなさが残っているのもうなずけます。



が、出演作品を見てびっくり。



なんと彼女はかの『ヴィー ВИЙ』の主演女優ナタリヤ・ヴァルレイ。。。


ロシア映画好きな方ならご存知ですよね。


邦題は『妖婆死棺の呪い』


そう、ゴーゴリ原作の怪奇映画(でも笑える)で、主人公の神学生ホマーの周りを棺おけに乗ってぶんぶん飛び回っていたあの魔女だったんです!(これはシュトも観ました)

美しいけれども超恐ろしいあの魔女は、こんなかわいい娘さんだったんですね。。。さすが、在学中に主役に抜擢されるだけあって、たいした演技力?です。



最後はこの人


lyudomila_marchenko.jpg


リュドミーラ・マルチェンコさんというお名前ですが、どういう女優さんかはシュトは知りません。裏のプロフィールにはひとつだけ主演映画(直訳『父の家』)が記載されています。年代も書いてないですが、かなり古い時代の人のようです。

でもこの清楚で可憐な顔立ちがかわいかったのでご紹介しました。



というわけで、みなさま目の保養にはなったでしょうか?
あくまでもシュトの主観にもとづいて選んだものなので、その点はご了承ください。


それでは次回は『演技派・おじさん編』。。。





に行くかどうかは検討中です。(笑)
posted by シュト at 01:57| Comment(8) | TrackBack(0) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月23日

ポストカードのロシア美人1

ロシアの友人から送られたソ連グッズの中には、古い映画スターのポストカード(モノクロが多い)がたくさんありました。

ロシアといえば美人が多いことで有名。

ちなみに昔、大学のロシア語の先生(日本人・男)から聞いた話ですが、ロシアにいたときは暇になると公園かなんかのベンチに座り、通る美人をずっと目で追っていたそうです。
(ちなみに、同じく美人が多いことで有名なポーランドでは、目で追う必要がなかったそうです。なぜならば、次から次へと美人が通るからだとか。。。)

アエロフロートに乗るとよく古いソ連時代の映画を上映しているのですが、たしかにヒロインの女の子がすごくきれいな作品がけっこう多い。思わず<目が釘付けになったことが何回もあります。
(ちなみに男はなぜかやぼったいおじさんばかり。。。)


というわけで、この大量のブロマイドを期待をこめて整理していたのです




が、




どうやら、




このブロマイドを集めた人は演技派・ベテラン俳優がお好きだったみたい。。。
(あえて画像はアップいたしません)



しかしそんな中からも見つけ出しました、ロシア美人!!
しかもシュトがかつて心を奪われた美しい人。。。




それはこの方↓




hari400.jpg




ロシア映画好きな方ならすぐお分かりでしょう。

巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督の不朽の名作「惑星ソラリス」のヒロイン
ハリー(ナタリヤ・ボンダルチュク)
でございます!!


惑星ソラリスをはじめて観たのは大学浪人時代。当時東京の某小劇場で「ソ連映画の全貌」という企画があり、タルコフスキー作品も一挙に上映されたので、シュトは予備校をサボって観に行ったのでした。

他の作品もそうですが、スローで難解なタルコフスキー映画にくじけそうになりつつあったシュト。しかしそんな時、それを救うかのように突然目に飛び込んできた麗しい人。

それがハリー様です。

他の登場人物が「おじさん」ばかりだったこともあって、よけいに美しく、強く印象に残ったものです。。。




いや〜今になってこんな形で再会できるとは思ってもみませんでした。収穫、収穫(笑)。

さて、このポストカード群からは他にも数人シュト好み(?)美人を見つけましたので、また次回ご紹介しますね。

(ちなみに残念ながら男性は全滅でした。。。)
posted by シュト at 02:52| Comment(6) | TrackBack(1) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

カレンダーカード

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モスクワの本屋「ドーム・クニーギ」のカレンダーカード





前回も書きましたが、モスクワの友人が譲ってくれたソ連時代の雑貨の中で一番多かったのがカード類です。

種類としては、ニューイヤーカード、バースデーカード、その他の記念日のカード、それからカレンダーカードなどなど。

これらのカード類は今でもよく売っていますが、デザインがあまりぱっとしないものが多いです。カレンダーカードも企業などの宣伝が多くて、いまいちなんですよね。

しかし、今回やってきたソ連時代のカードたちは、デザイン的にすごく洗練されているものが多く、見ていてとても楽しいものです。商業くささがないところがまたいいんですよね。

これらの中から、まず今回はカレンダーカードをご紹介しましょう。



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縦長型のカードです。題材は音楽やバレエなどの芸術、自然の風景などありふれたものなのですが、それがシンボリックに表現されていて、センスの良さが光ります。





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こちらは海洋関係のカード。色使いがとてもきれいで、まるで絵本の挿絵のようです。





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「海」の次は「空」ということで、アエロフロートのカード。ソ連という時代を感じさせてくれます。





calender3piece_04.jpg

最後はロシアの御伽噺の世界をあしらったカードです。前にあげたモダンな感じもいいですが、こういう伝統的なタイプもまた素敵です。

どれもトロイカ(三頭立のそり)が、空中を疾走しているという主題なのですが、なにか意味があるのかもしれません(知っている人がいたら教えてください)。




ほんとうはこの他にもたくさんあるのですが、まだ整理できていません(汗)。

準備ができ次第、随時ご紹介していきますね。

それでは。
posted by シュト at 23:54| Comment(2) | TrackBack(0) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

MADE IN CCCP ソ連時代の品々

モスクワの友人に

「ソ連時代のものがほしい。もう使わなくなったものがあったらちょうだい」

などと(ずうずうしくも)頼んだところ、いろいろ集めて写真を送ってくれました。
しかも期待以上の逸品ばかり!

あんまりすてきなので、ご紹介いたします(多少のピンボケ、ご了承ください)。




まずは切手。動物シリーズでございます(一部ダブっています)。

mark_animal01.jpg



mark_animal02.jpg



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ちょっとぼけてますけど、あまりにもかわいいのでアップします。



すごくきれい!!

動物が細密な筆致でとても生き生きと描かれていて、もう芸術的。
保存状態も良かったみたいで、40年近く前のものもあるのに色あざやかです。




さてお次はポストカードでございます。


postcard_kisya.jpg



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モスクワオリンピックのマスコット、小熊のミーシャ登場!!



postcard_woman.jpg



いいわ〜〜〜。
(もう、一人で酔っております・・・)




お次はなつかしの1ルーブル紙幣とコペイカ。


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紙幣の色とデザインがすごくかわいい。今のルーブル紙幣よりぜったいこっちの方がいい!!



あとはこんな腕時計とか


watch_gunkan02.jpg




こ〜んな置時計まで


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しぶい。。。(動かないかもしれないそうですが・・・)。




うーん、ものは頼んでみるもんだ。
どれもこれもシュトのツボにはまるものばかりでございます。

これらはまだロシアにあるのですが、もうすぐ友人が持って帰ってくれることになっています。

もう、すご〜く、楽しみ!

早く来ないかな♪♪♪



というわけで、今日は最後まで酔いっぱなしのシュトでした。。。
posted by シュト at 03:13| Comment(12) | TrackBack(3) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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