2006年08月09日

蜜蝋(みつろう) ロシア的な、あまりにロシア的な・・・

前回予告しました「マトリョーシカ豆知識 持ち物編」はただいま準備中でございます。
しばしお待ちください。


というわけで話題かわって、実は今日、ロシアから荷物がとどきました。

中身はもちろんかわいいマトリョーシカ



と、



これ↓



mituro_maki.jpg

にょきにょき

     にょきにょき
         
          にょきにょき・・・




以前から読んで頂いている方はおわかりなったかとは思いますが、蜜蝋のろうそくでございます。


しかし、今回のブツ前回とはかなり趣が違います。。。



mituro_maki_up.jpg

巻いています。

ぐるぐる巻いています。

まるで忍者の巻物のようです。




mituro_maki_yuko.jpg


しかも表面はごらんのとおり、六角形の蜂の巣模様。(でこぼこしております)


前のものもかなりナチュラル系でしたが、これはもう、どっから見ても天然自然、手作り作品。

はちみつくささもいちだんと増しております。



実は以前、ロシア正教の教会付属のお店で、こういうふうにぐるぐる巻いたろうそくを見たことがあったのです。

そのとき見たのはこれよりももっと太いもので、いちおうクリスタルパックのようなものでラッピングされており、造花の飾りなどもついていたのですが、そんな小細工などあざ笑うかのような天然ぶりに、シュトはしばし声もなく見つめていたのでした。。。

そして思ったのです。

「ぜひこれを日本のみんなにも見せたい!!」と。(笑)


そこで今回、ロシアの友人に「教会のお店で売っていたこういうろうそくを買ってきて」と頼んだところ、なんと友人は「それなら自分たちで材料買ってきて作れる!」と豪語。

そして送ってきてくれたのがこれ。

もう、まごうことなき手作り作品でございます。


で、手作りなもんで、ロシア人らしく独創性も発揮しまくってくれました。

見てください!


mituro_vashnya.jpg


名付けて「ザ・クレムリン」

蜜蝋のシートを先細りになるように巻いて、クレムリンの城壁の塔を表現してくれました。

左から2番目のろうそくには、ちゃんと時計がついています。
けっこう芸は細かいです。。。


しかしながら当然「こんなものでちゃんと火がつくのだろうか?」という心配も出てきます。

というわけで、実験!


「ザ・クレムリン」の一番チビに火をつけて見ました。(今回使ったのもロシア・マッチ)



mituro_vashnya_jikken1.jpg


燃えております。

しっかり燃えております。

こちらの心配をよそに、堂々とした燃えっぷりです。



mituro_vashnya_jikken2.jpg


ぐるぐる巻いた蜜蝋が熱されて透明になり、ちょっとづつ溶けて火に吸収されていく様子に、思わずじっと見入ってしまいました。(人が見たら変に思うかもしれません。。。)



とはいえ、これらはまだまだ試作段階。
今後もうちょっと改良を加えてみたいと思っております。

それでは。


蜜蝋(みつろう)の過去記事はこちら↓
「Sweetロシア雑貨」
「蜜蝋(みつろう)あれこれ」
posted by シュト at 00:43| Comment(14) | TrackBack(0) | みつろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

蜜蝋(みつろう)あれこれ

前回ご紹介した蜜蝋、けっこう評判がよろしいです。
こういう素朴なものってやっぱり心ひかれるみたいですね。

ところで、前回の記事でちょっと説明がまちがっているところがありました。

シュトは「蜂蜜から作ったろうそく」と書いてしまったのですが、正確には「蜂の巣の材料からできたろうそく」です。(すでにご存じの方も多いとは思うのですが)。

不正確な記述をしてもうしわけありませんでした。これからはよく調べて記事を書くようにいたします。


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というわけで調べた結果なのですが(気、早すぎ?)、蜜蝋のろうそくって、じつは、

「人にやさしい、地球にやさしい」

ろうそくだったんですね。

今のろうそくはたいてい石油から作ったパラフィンを材料にしているので、どうしても悪い煙が出てしまい、消した後もどくとくのにおいが残ってしまいます。

でもみつろうは、前回のコメントにも書きましたが、燃やしてもほとんどにおいがしないんです。

悪い煙も出ません。
炎もすごく安定していて、とても静かに燃えています。
色も暖かい感じ。

見ているだけで心が落ち着いてくるような、とてもステキな光です。


ところでロシアの友人に、教会ではこのろうそくはどんな風に使われているのか聞いてみたところ、

「たとえば誰かの健康を願ったりするとき、教会でこのろうそくを買って、その人と同じ名前の聖人のイコン(聖像)の前にこのろうそくを立てます」

とのことでした。(ロシア人の名前の多くは、キリスト教の聖人に由来します。)


セルギエフ・ポッサートの大修道院の絵はがきを探してみたら、こんなのがありました。


miturou_ikon.jpg


大きなろうそく立てにたくさんのろうそくが灯されています。

ろうそくが捧げられているのは、この修道院の創始者ラドネジの聖セールギーの棺。
さすがに天蓋つきのゴージャスな棺ですね。
上からは香炉がこれまたたくさん下がっています。
(ちなみにこの棺の中には、聖セールギーの遺体が入っています。。。)

ロシア正教では昔からずっと蜜蝋のろうそくが使われているそうです(というかそれしかなかったんですが。。。)
今では、化学原料などもだいぶ安くなっていて、蜜蝋も昔ほど安くはなくなったそうなのですが、それでも使われつづけています。

教会のような密閉した空間で用いるには、蜜蝋の方が適しているのでしょう。
それになんといっても、蜜蝋の光の方が神聖な雰囲気が断然盛り上がるような気がします。



というわけで今日の実験(?)では2本灯してみました。


miturou_jikken01.jpg

ぴったりのキャンドルホルダーがなくて、しょぼいお皿にたてています。。。

ちなみに火は、ライターでは味気ないと思ったので、ロシアのマッチでつけてみました。


これね↓

miturou_jikken03.jpg



自分の部屋でも、たまにはこういう静かなろうそくの灯りで過ごしてみるのもいいものかもしれません。


miturou_jikken02.jpg
posted by シュト at 00:05| Comment(16) | TrackBack(0) | みつろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

Sweetロシア雑貨

巨大雑貨が続きましたので、ひさびさにお手頃サイズの雑貨のご紹介なぞ。

Sweetといっても今回はカワイイ系ではありません。

これ↓


candle01.jpg


マトのキーホルダーは大きさの比較と華をそえるため。
今日の主役はその前にある、細長い黄色い物体。

実はこれこそ、いにしえよりのロシアの特産品「蜜蝋」、つまり蜂蜜から作ったろうそくなんです。


色からしてまさに蜂蜜なんですが、においも蜂蜜くさいです。
ちょっとクセのある強いにおい。
もちろんハンドメイド。
しかもふつうのろうそくに比べて柔らかくて、力を入れたらすぐぐにゃっと曲がっちゃいそうです。


このろうそくはロシア正教の教会で使われているものです。

シュトは学生時代、日本の正教(東方キリスト教)の総本山である神田のニコライ堂で復活祭に参加したことがあるのですが(ちなみにシュトは正教徒ではありません)、そのとき信者さんたちはみんな細長いろうそくを買って、儀式の途中で主教のろうそくからリレー式に火を移し、それを持って聖堂の周りを1周していました。

このろうそくもそんな使われ方をしているのかもしれません。

ところでこれはサンプルとして送ってもらったものなのですが、実はもう一つ違うサイズもあるんです。

これ↓


candle02.jpg


さっきのろうそくと並べておいてあります。
長いです。。。
でもやっぱり柔らかい。。。
こんだけでかくて長かったら、長時間持ちそうですが。。。

「小さいのと、大きいの」って頼んだんですが、まさかこんなのが来るとは思っていなかった。。。

これ、売ったら、誰か買う人いるかな〜。


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hatimitu01.jpg


さて、ところ変わってこちらはモスクワの市場の蜂蜜売り場。
こんなふうに色とりどりの蜂蜜が量り売りされています。

シュトの経験では、色が茶褐色ぽくて、透明なのはにおいがきついものが多く、日本人にはちょっと厳しい。(なんか蜂くさいってかんじなんです)。
白っぽい物はにおいもきつくなくて、味もマイルドのような気がします。


そんな蜂蜜売り場でこんなもの発見!!


hatimitu02.jpg


蜂蜜を固めたお菓子なんでしょうか?

よくわかりませんが、小熊のミーシャととなりの天使の腰つきがなぜか同じなのが笑えます。

(終)
posted by シュト at 04:11| Comment(14) | TrackBack(1) | みつろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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