2007年05月14日

ロシア雑貨のおまけ1

ロシアから荷物を送ってもらうとき、ちょっとしたものを送ってもらうことがあります。

「ちょっとした」というのは、具体的には「お金のかかってないもの(またはほとんどかかってないもの)」です。

新聞なんかはその典型なのですが、実はカワイイものもあったりまします。

で、その第一弾がこれ!



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ロシアのチョコレート(一部キャンディ・キャラメル)の包み紙


日本の雑貨関係の雑誌や本でも「カワイイもの」として取り上げられることが多いので、目にしたことのある方もけっこういらっしゃると思います。

実はシュトはチョコレートはほとんど食べないので、ロシアにいるときも自分では買わなかったのですが、包み紙は以前から気になっていました。

そこで、ロシアの友人に「チョコレートの包み紙だけ送ってくれ〜」と頼んだわけです。

友人は「なんでそんなものが欲しいの???」と不思議がっておりましたが、ある日どっさりと送られて来たのがこれ。

思っていた以上にカワイクて、色がキレイでおもわず驚喜してしまいました。

何点かピックアップいたしましょう。



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ロシアのチョコレートといえば、この左の女の子の顔がすぐ目に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。じつは男の子もいたんですね。
女の子はすごくあどけない感じなんですが、男の子はすっごい悪ガキに見える(笑)。



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リスもの2点。
ナッツ系のチョコでしょうか。



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熊もの3点。
緑のものは昔話からとった「3匹の熊」という名前です。
(ちなみにいくらロシアが寒いといっても、シロクマは生息しておりませんので誤解なきよう。)



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こちらもよく見かける「赤ずきんちゃん」というチョコレート。
色合いがとってもカワイイです。



そしてこちら。


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その名もチェブラーシカ(キャラメルです)。
軟体動物か、はたまたソフビ人形かと思わせるような質感のチェブがなんとも言えません。ロシアのチェブって、ほんとになんでもありなんです。


ちなみにこれらのお菓子は市場ではこんなふうに売っています。


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こうやってずらりと並んでいるところがまたなんとも。

ふつうは量り売りで、ここにあるのは1キロが55ルーブルから235ルーブルくらいまで。(ただいまのレートは1ルーブル=4.66円。円安が進んでおります 泣)
もちろんビニールなんかには入っていません。昔の日本の駄菓子屋っぽい趣です。

もう見てるだけでも楽しいので、気を抜いているとどんどんパケ買いしてしまいそうです。もしチョコレートが好きだったら、思いっきりやっていたことでしょう。

今日ご紹介したのはほんの一部で、シュトのところにはまだまだカワイイ包み紙がたっくさんあります。しかしただタンスにしまって、ときどき眺めてニヤニヤしているだけではもったいない(というかあやしい)ので、ただいま使い道思案中。

なんかいい使い方のアイデアががあったら教えてください。

単純に「欲しい!」でもこのさいOKです!(笑)。


※ロシアのチョコレートに関してもっと知りたい方にはこちらのサイト「ロシアンチョコの部屋〜美味しいロシアチョコたち」がオススメです。
今回ご紹介した包み紙のものも含めて、管理人さんが自分の舌で吟味したロシアチョコの解説は読み応えあり!
posted by シュト at 04:31| Comment(13) | TrackBack(0) | ロシアの日用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

元祖ベレスタ2

またまたご無沙汰してしまいました。
シュトです。


さて、今回のブツはこちら↓


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ベレスタの弁当箱(仮称)


大きさは15×11.5 高さ6.5cmくらい
白樺の皮を1.5cm幅くらいのリボン状に切ったもので編んであります。


これぞまさしく元祖ベレスタ


昔のロシアの農村ではこういう白樺の編み細工で靴とか背負子とか、赤ちゃんのガラガラとか、生活に密着するいろいろなものを作っていました。

ちょうど日本の竹細工みたいなものですね。

でも竹細工と違って弾力性があって、さわり心地もソフト。

それに以前にも書きましたが、白樺には抗菌効果もあるので、食べ物の保存に適しているのです。

香りもよくて、癒されるんですよね〜。


しかもこの形。

ber_ganso2_2.jpg


とことん「天然素朴」な感じがシュトはとってもお気に入り。

で、一目見たとき「ぜったいおにぎりが似合う!」と思ったので、「ベレスタの弁当箱(仮称)」と勝ってに呼んでおります(笑)。

ゴールデンウィークはこれにおにぎり詰めて、ピクニックにでも行きたいな〜。
posted by シュト at 20:53| Comment(9) | TrackBack(0) | ベレスタ(白樺製品) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

パスハ(キリスト復活祭)

4月8日の日曜日。

この日はマースレニッツァから7週間目にあたり、パスハ(キリスト復活祭)の日です。(ちなみに日付は毎年変わります)

西洋風に言えば「イースター」。



paskha_sinbun.jpg

こちらは去年のパスハ前の新聞記事。

見出しには「バーニャへ行って、クリーチを焼きましょう」とあります。

「バーニャ」とはロシア式サウナのこと。

新聞記事によれば、ロシア正教の伝統ではパスハの日の3日前に主婦は家の大掃除を始めます。また家族全員バーニャへ入って、体を浄めます。
そうやって心も体も浄めて、復活祭を迎えるのだそうです。


「クリーチ」はうちのマトも持っている、円筒形のケーキですね。


↓これこれ

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「クリーチ」「パスハ(カッテージチーズで作ったピラミッド型お菓子)」そして染めたゆで卵もパスハの3日前、木曜日に作るそうです。

(この新聞の右の方にはクリーチのレシピが載っています。ちなみに「鳥インフルエンザ」の予防のために、「卵はゆでる前にせっけんで良く洗いましょう!」というお医者さんのコメントも載っています)

ゆで卵を染める粉などは、スーパーなどでも売っているそうですが、伝統的でしかも安全なやり方はタマネギの皮といっしょに煮る方法だそう。

使うのは茶色じゃなくて赤いタマネギだと思います。(茶色だったら、なんか温泉卵みたいになっちゃいますよね。。。)

あとは果物とか野菜とかも使うそうです。

で、そうやって作ったお菓子と卵たちは、パスハの日に教会へ持っていってお浄めをしてもらうんですね。


以前も書きましたが、シュトは学生時代、ロシア語先生に薦められて東京は神田のニコライ堂のパスハに友人といっしょに参加したことがあります。

聖堂に入って、よくわからないままぼーっと待っていると、信者さんたちが次々とやって来ます。

その中の何人かはお手製らしいクリーチや染め付け卵を持って来ていて、聖堂の左のほうに設置してある台に置いて行きます。

いろんな形や色のクリーチが並んでいて、なかなか華やかな光景でした。


ニコライ堂には日本人信者はもちろん、在日ロシア人の信者さんもけっこう来ていました。
(ちなみに先生の話によれば、神田には「生粋のロシア人で、ちゃきちゃきの江戸っ子」というのがいるらしい。。。)

当時教育テレビの「ロシア語講座」に出演していたロシア女性も来ていて、テレビで見るより数段綺麗だったのが印象に残っています。


パスハの儀式は夜通し行われます。

ニコライ堂の主教(日本人)の説教もあったりしますが、それはほんの少しで、あとはひたすら賛美歌隊(正教はすべてアカペラ)が歌い、聖職者たちが忙しく立ち回り、人々はずっと立ちっぱなしで祈りを捧げているような感じでした。

(ちなみに東方キリスト教会の聖堂にはカトリックやプロテスタントの教会のような信者用の椅子はありません。信者さんはずっと立っているか、床にひざまずくかします。)

夜中の12時近くになると、主教の灯したろうそくからもらい火をしたロウソクを持って、キリストのイコン(聖像画)を先頭に全員が教会の周りをぐるりと一周します。

それが終わって聖堂に戻ると「キリスト復活せり!」となるようです。

そのあとも儀式は延々と続き、やっと朝の4時頃終わったのでした。


途中別館で少し座って休憩はしたのですが、さすがに疲れたシュトと友人。

電車もまだ動いてないし、開いている店といえば「吉野屋」ぐらい。

空腹だった二人は迷わず「牛丼」をかき込んで、家路についたのでありました。。。


なんか結末がとっても現実的になってしまいましたが、気力体力好奇心のある方は、お近くの正教の教会でパスハに参加されてはいかがでしょうか?


ところでパスハの時には特別のあいさつがあります。

実はシュトはモスクワで復活祭の日に見知らぬロシア人に、突然このあいさつをされたのですが、そのときはなんと答えたらいいのかわからず、相手をがっかりさせてしまいました。

というわけで、最後にそのあいさつをご紹介しておきますね。


「フリストス ヴォスクレス!(キリストは復活せり!)」

「ヴォイースチヌ ヴォスクレス!(まことに復活せり!」



mat_pashaL.jpg

※訂正です。
このカードはソ連時代ではなくて、1994年のものでした。
よく確認しないで書いてしまって申しわけありませんでした。

復活祭の最初のあいさつも、ちょっと私の思い違いで間違っていました(「イースス」ではなくて「フリストス」)ので訂正しました。
posted by シュト at 23:51| Comment(12) | TrackBack(0) | ロシアの風習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

雪のモスクワ3 雪化粧の聖堂たち

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もうすっかり春めいてきましたのに、しつこく雪の写真が続いておりますが、今日で最後です。

久しぶりの巨大ロシア雑貨(ロシアの聖堂)


トップの写真はご存じ赤の広場のワシーリー聖堂

極彩色のタマネギたちの上にうっすらと白い雪が積もっておりますが、なんか粉砂糖のかかったお菓子みたいに見えるのはシュトだけでしょうか(かじりつきたい衝動に駆られます 笑)。

ロシアの聖堂は極彩色のものが多いのですが、雪をかぶるとそのコントラストがとてもステキなんですよね。

長い冬の間は真っ白な雪にずっと閉ざされてしまうから、せめて建物だけでもこんなふうににぎやかな色合いにしているのかなと、ふと思いました。



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こちらは赤の広場近く、ロシアホテル(解体中)の脇の寺町通(シュト命名)にある聖堂。

シルエットがキレイ(電線が邪魔なのがおしいですが)。


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夕日を浴びて、金色に輝くタマネギ。
上半分だけ雪が積もっているのところがポイントですね!




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寺町通沿いの建物。



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青空をバックに、屋根の上の金色の風見鶏も光っています。


こういう晴れた日というのは、じつは雪の日よりも寒いんですよね。でもこのピーンと張りつめた感じの空気、好きだったりします。

(寒いと空気がきれいになったような感じがするのはなぜなのかな。ほこりも凍ってしまうんだろうか。)


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さてしばらく食べ物や風景が続きましたが、次回からは雑貨屋の本分(?)に戻って、春らしいカワイイものもご紹介していきたいと思っています(あくまでも予定ですので、突然変わるかもしれません。。。)

それではまた。

2007年03月21日

雪のモスクワ2 入るな危険!

さて雪が積もるようになると、モスクワの街角のあちこちでは、こんなものが出現します。


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なにやら物々しげな赤い三角の物体とロープ。



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こちらにも。



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こういう柵状のものもあります。


「入るな危険」

ということを表しているのはすぐわかりますが、いったいなにが危険なのでしょう?

壁塗りをしているわけでも、下水道工事をしているわけでもありません。

シュトも最初のころはこれがなんのためにあるのか、ぜんぜんわからなかったのですが、実は答えは上にありました。



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キラリンぴかぴか(新しい)



そう、つららです。

冬のモスクワの屋根にはつららがいっぱい。


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こんなのとか。

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こんなのとか。



今年は暖冬で雪が少なかったせいかつららも小さいですが、ふつうの冬はもっと巨大なつららがたくさんできます。すごいのになると2mくらいになったりする。

あんなのが頭の上から落っこちて来た日には、人間なんてひとたまりもありません。実際、落ちたつららが道路の上でこなぐなに砕け散っているのもよく見かけるのです。


というわけで、冬のモスクワは足下だけでなく、頭上にも注意しなくてはならないというお話でした。
posted by シュト at 11:58| Comment(2) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

雪のモスクワ1 赤の広場

今朝、シュトがなにげに外に出てみたら、白いものがちらほら。。。

「げっ!雪?!」

本日東京では、観測史上もっとも遅い初雪が降ったそうです。
といっても5分くらいで止んでしまったようですが。
(その5分にちょうど当たったみたいです)

暖冬だったくせに、なぜか春が来るのが遅いへんな気候ですね。

何度も書きましたが、今年はモスクワも暖冬で、「雪のない写真」ばかりが続いていましたが、2月半にはドカ雪が降りました。

というわけで、春が来る前に、これから数回雪のモスクワの写真なんぞをお見せしようかと思っております。


モスクワと言えばまずはこちら。

赤の広場


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グム百貨店の脇の道から、クレムリンのスパスカヤ塔を臨んでおります。

時期は前々回ご紹介したマースレニッツァの直前。
人々が着ているものからも、寒さが伝わって来ますよね。
(しかしこの雪道でもロシア女性はハイヒールでスタスタ歩いてしまう不思議)


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ワシリー寺院の前もどろどろのぐじゃぐじゃ。


というわけで、祭りにむけて除雪車が出陣!!

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「どどどどどどどどどど〜〜〜〜〜〜」


この除雪車は、ワシリー寺院の右の道をモスクワ川方面へ下って右手にある橋のたもとにいつもスタンバイしています。


観光客を尻目にひたすらお仕事。

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「どどどどどどどどどどどどどど〜〜〜〜〜〜〜」


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半分くらいきれいになりました。


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「まだまだまだまだ〜〜〜〜〜!!!!」
「うりゃうりゃうりゃうりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」



除雪車のおかげで、赤の広場はすっかり雪がなくなり、お祭りが始まります。

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「はいはい、まずは荷物チェックね〜」


こうして雪降る中、大勢の人々がマースレニッツァを楽しむのでありました。

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(ちなみに除雪された雪は郊外に運び去られるようです。)
posted by シュト at 19:11| Comment(4) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

ロシアのパン

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「ロシアの食べ物で、今一番食べたいものはなに?」


と聞かれたら、シュトは


「パン!」


と答えるでしょう。


ああ、ロシアのパン。。。


日本人には「固い」「ぱさぱさしてる」と不評のことが多いのですが、シュトはこの「歯ごたえ」が好きでした。

なんていうか「腰がある」感じ。

ロシアに行く前は、ごはん派のシュトにとってパンはおやつみたいなものでしたが、ロシアに来て、こういうパンなら「主食」になるな〜と思ったものです。

もちろん日本のパンはパンでおいしいと思うのですが、なんかロシアのものとは質がちがうんですよね。

というわけでそんなシュトびいきのロシアのパンたちをご紹介しましょう。


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右側。楕円形で、絵に描いたような「西洋のパン」という形をしているのが「バトン・ナレーズニィ」と言います。「ねじのような切れ目がある」という意味みたいです。

ロシアの白パンの中でも超スタンダードな形。日本のパン屋のどこに行っても四角い食パンがあるように、ロシアのどこに行ってもこのパンがあります。

シュトはこのパン好きでした。

これにロシアのバターを塗って食べると、ほんとうにおいしい。。。

ちょっと甘みがあるんですよ。

あとこれにお茶があれば、他にはなにもいらないという感じでした。気がつくと半分くらいあっという間になくなってしまいます。

となりの丸くて黒っぽい方が黒パンの「ストリーチニィ」。意味は「首都の」。これもとってもスタンダードな黒パンですね。黒パンなので酸っぱいです。


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こちらは「ナレーズニィ」と「ストリーチニィ」の断面図。

色の違いわかりますか〜?

白パンに較べると、黒パンはずっしり重いです。生地の目も詰まっているので、白パンよりも薄く切って食べます。


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ドーナツ型のものたちは「スーシキ」。

「スーシキ」というのは「乾いた」という意味があるのですが、その名のとおり乾パン系のパンです。

うちのお店のマトがよく持っている「バランキ」と形は似ていますが、バランキはもっと大きくてやわらかいそうです。こちらの「スーシキ」はもっと固くて、ガジガジ囓らないといけません。

なので、お茶といっしょに食べるのが一般的。大小2種類ありますが、大きい方には芥子の実がついてます。


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こちらも超スタンダードな形の黒パン。名前は「ダルニツキー」。ウクライナのダルニッツァという地名にちなんでいます。

シュトが最初にロシアに行ったときは、パンと言えばこればかり。
白パンはすぐになくなってしまって、いつも買えるとは限らなかったのですが、これはいつでもあったので、よく食べていました。

この写真のものは2分の1の大きさなのですが、こういう方形のパンのことをロシアでは「レンガ型」と呼んでいます。これもずっしり重いです。ほんとにレンガみたいです。


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こちらも黒パンの一種。上にウイキョウの実がついていて香りが強いです。名前は「ボロディンスキー」。「ボロジノ」という地名にちなんでいます。

黒パンというと「酸っぱい」というのが定番なんですが、これはいろんなものが入っているみたいで甘みがあり、日本人にも好まれる味だと思います。

ロシア人もやっぱり好きみたいで、スーパーではすぐになくなってしまいます。(あとに残っているのは酸っぱい黒パンばかりだったりする 笑)。


今回紹介したのは、ほんとうに昔からあるスタンダードなタイプで、大きなパン工場で作られて朝運ばれて来ます。

値段も安くて、私がいたときで、「ナレーズニィ」がだいたい10〜12ルーブル(約40〜48円)、黒パンはもっと安くて6〜8ルーブル(24〜32円)くらいです。

モスクワではここ数年いろんなパンが増えています。スーパーでは日本で見るようなビニール袋入りのロールパンや、ホットドッグやハンバーガーに使うようなパン、食パンのように切ってあるものなどもよく見かけるようになりました。

でもこういうパンって、だいたいおいしくありません。ぱさぱさしてるし、風味もないです。なのに上記のパンより高かったりする。

またここ数年の傾向として、大きなスーパーではパン焼き場を併設しているところが増えていて、様々な種類の自家製のおいしいパンを売っています。これはかなり魅力的なのですが、でもその分やはり値段はかなり高め。

毎日食べるにはちょっと・・・。

で、けっきょく安くておいしい「いつものパン」に戻ってしまうシュトでした。

しかし、ああいう「腰のある」パン、日本では売ってないのかなぁ。。。
posted by シュト at 20:04| Comment(10) | TrackBack(0) | ロシアの食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

赤の広場のマースレニッツァ

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この時期、ロシアでは春を迎えるお祭りマースレニッツァがあります。今年のマースレニッツァは2月12日から18日まででした(キリスト復活祭の7週間前に行われるそうです)。

マースレニッツァは直訳すると「バター祭り」とでもなるのですが、そのせいか太陽を象徴していると言われる「ブリヌィ(ロシア風クレープ)」をたくさん焼き、それにバターをたっぷり塗って、イクラやお肉や果物のジャムやなんやかやと好きなものを包み、おなか一杯食べます。

といっても私もあまり詳しくはないので、マースレニッツァについてはmiyabyさんのこちらの記事、ブリヌィの作り方についてはマーミンカさんのこちらの記事をどうぞ。

さて、今年のマースレニッツァでは、冒頭の画像にもありますように、赤の広場でも一大イベントが催されたようです。友人が写真をたくさん撮って送ってくれましたので、その一部をご紹介しますね(今回は久しぶりに画像が多いです〜)。

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さていつもががらんとしている赤の広場にはこのようにたくさんの屋台が並んでいます。

それだけでなく広場ではいろいろなゲームや遊び(たぶん伝統的なものが多いのかも)に参加できるようになっていて、大勢の人でにぎわっています。

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こちらは竹馬コーナーですね。


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こちらでは角材の上で枕で殴り合って落としっこをしています。


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大縄飛びで、ぴょんと飛んだロシア娘。


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こちらは射撃屋さんですが、なぜか景品のぬいぐるみが屋根から逆さづりになっていて、ちょっと不気味。。。


さてお祭りですから当然食べ物の屋台も出ています。きっとブリヌィもあるのでしょう。屋台の売り子さんたちはみんな民族衣装を着ています。

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こちらはピロシキ屋さんでしょうか。手前の方にホフロマ塗りの大鉢が何個か見えますね。


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こちらは女性の売り子さん。
着ぶくれてちょっとマトリョーシカな体型になっていますが、なかなかお美しいお二人です。

ちなみに彼女たちの手前上方から垂れ下がっているのは、うちのマトリョーシカでもおなじみのロシアの乾パン「バランキ」です。

さてトップの画像にあったワシリー寺院前の特設舞台では、道化の格好をした男の人を中心に、お客を巻き込んでのゲームか寸劇の様なものをやっているようです。

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なぜかトイレット・ペーパーでぐるぐる巻きにされています。。。



こんなふうにすっかり大はしゃぎしているかんじですが、やはり昨今の世相を反映しておりまして、入口ではこんなふうにしっかりチェックされます。

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この空港にあるようなチェックゲート、お祭りがあるとどこにでも出現するんです。


赤の広場は数年前、テロ対策のためかぜんぜんはいることができなかった時期がありました。それがここ最近はクリスマスにでっかいツリーがたってスケート・リンクが仮設されたりと、なんかすっかりイベント広場になっているようす。

でも本来、赤の広場ってそういうところだったんです。ロシア革命のずっと前、昔々は市場が立ったり、お祭りがあったりしたそうです。別に軍事パレードをやるためにあったわけではありません。

ちなみにこの日の気温はマイナス10度だったそう。
(着ぶくれマトリョーシカになってしまうわけです)

でもマイナス10度って、思ったほど寒くはないんですよ。
気持ちがいいくらいです。

友人によると昨日はマイナス20度だったそうで、さすがに寒がっていました。ちょっと前まで暖冬で雪なんてぜんぜんなかったのに、いきなりマロース(極寒)じいさんが来てしまったようです。

そんなわけでロシアでは、この時期ブリヌィをたらふく食べて(脂肪をつけて)、後もう少しつづく厳しい冬を乗り切るのでしょう。




posted by シュト at 02:01| Comment(6) | TrackBack(2) | ロシアの風習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

マトリョーシカ豆知識5 持ち物編4 動物たち

おひさしぶりです。シュトです。
もう2月も半ばをすぎてしまいました。

(あまりにも久しぶりの更新で、知らない間にブログサイトがリニューアルされててとまどってしまいました 笑)

ひさしぶりついでで、これもひさしぶりの「マトリョーシカ豆知識 持ち物編」シリーズです。
(今回は厳密には持ち物とは言えませんが、そこは大目に見てくださいませ〜)

というわけで、今日のマトリョーシカたち。


hituji_yagi.jpg


お店でもトップを飾っているこの子たちですが、これを見た時、シュトの脳裏にはロシアで見た忘れられない光景が広がったのでした。

場所はモスクワから車で1時間ほど行ったところのとある町はずれ。
この町はけっこう古くて、かのイワン雷帝が一時期こもっていたりした歴史的にも名の知れた町なのです。

その町の中心部を車で抜けて、古い平屋建て木造家屋が建ち並ぶ辺りを通り過ぎようとしたときでした。

頃は夕暮れ。

傾きかけた日差しの中を向こうから大勢の人間がやってくる。。。

どうやらおばあちゃんたちの集団。。。

そしてそのおあばちゃんたちの脇に寄り添って歩いているのはこれまたたくさんの山羊さんたち!!!

まさにこのマトの2番目の子にそっくりの光景だったのでした(実際はかなり年期の入ったマトたちでしたが。。。)

その数15人と15匹くらいでしょうか。
ひとりひとりが1匹ずつ山羊を連れて集団でのんびり歩いてくるんです。

「これって山羊のお散歩???」

『アルプスの少女ハイジ』ではペーターとハイジが草を食べさせるために山へ山羊を連れて行っていましたが、このおばあちゃんたちもやっぱり山羊に草を食べさせて帰ってきたところなのでしょうか(ちなみにモスクワの近くには山はないので、行くとしたら野原だとは思いますが)。

答えをくれる人は残念ながらおりませんでしたが、シュトの心に深く深く印象に残ったのでした。。。


こんなふうに、ロシアの田舎に行くと実によく動物に出会います。
このときの車での行程でも、牛の放牧を見たりとか、カラフルなペンキで塗られた絵本に出てくるような木造のお家の前で、山羊や鶏や犬なんかが気持ちよさそうに放し飼いされているのを眺めたりしました。

モスクワはすごい勢いで都市化が進んでいますが、一歩郊外へ出ればこんな光景がまだまだ広がっているのです。

ところで、羊はまだ見たことはありません。
モスクワの近くでも羊を飼っているところもあるのかな?
このへんは詳しく知らないです。


ブタは。。。

見たと言えば見たんですが。。。

それもカワイイこぶたちゃんたちだったんですが。。。



なにせ出会ったのは「市場」。。。

すでにお亡くなりなっている状態で、お店の軒先に並んでおりました(涙)
(ロシアでは年末年始にこぶたの丸焼き?を食べる習慣があるらしい)


それではまた〜。
posted by シュト at 02:16| Comment(6) | TrackBack(0) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

モスクワ冬の風景

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つい先日までほとんど雪が降らなかったモスクワに、とうとう雪が降ったそうです。気温もぐっと低くなって、やっと冬がやって来たという感じだとか。

さっそく「モスクワ雪かき隊」も出動。

moscow10.jpg

でっかいシャベルで延々と雪かきをしてくれます。
寒い中かなりの重労働、おつかれさまです。


さてロシアの都市部の住宅はほとんどが集合住宅で、暖房はすべてセントラルヒーティング。

moscow06.jpg

こんな風に窓の下に管が通っていて、ここを暖かい蒸気が流れることによって部屋があたたまります。

これがまたあったかいんですよ。

よっぽどぼろいアパートだとか、ボイラーの調子が悪くない限り、とってもあったかい。外はマイナス10度とかでも、部屋の中ではTシャツ1枚で大丈夫だったりします。(おかげで日本の家が寒くてしかたありません)

この窓は最近直したようで、新しいプラスチック製の窓枠にガラスも分厚いのが1枚入っているだけですが、もともとは窓は木枠で2重のものが多いです。

こんな感じ。

moscow07.jpg

ロシアの家は冬に備えて造ってあるって、よ〜くわかります。

さて話は戻ってセントラルヒーティング。

暖かい蒸気はどこから来るのかというと、ここからやって来ます。


moscow09.jpg

どーん



巨大な煙突が立ち並び、水蒸気がもくもく出ております。
この辺の地区はこの工場(?)によってあっためてもらっているのです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、真ん中よりちょっと左にある富士山を上に引き延ばしたような形の巨大煙突。

これ、はじめてロシアに行ったときに住んでいた寮の窓からも見えたんですよね。

で、シュトはこの煙突を見て

「ひえ〜、原子力発電所がこんなところにある〜〜〜!!!」

とめちゃくちゃびびったのです。

若い方は知らないかもしれませんが、むか〜しアメリカのスリーマイル島で原発が事故をおこしまして、テレビでその映像がよく流れていたのですが、そこにこれとそっくりの富士山型の煙突があったんです。

なので、シュトはこの施設をずーっと原発だと思っていたわけでして。。。
(ふつうに考えたら、こんな住宅街に原発があるわけないんですが、「いや、ロシアならやりかねない」とかってに思いこんでいたのでした。。。)


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こちらは別の地区のセントラルヒーティングの施設を遠くから見たところ。

寒さのために水蒸気が「きのこ雲」にような形になっている。。。


いまいちセントラルヒーティング=原発の呪縛が解けないシュトでした。。。

posted by シュト at 02:39| Comment(6) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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