2007年01月17日

「ベレスタ」おわびと訂正 そして元祖ベレスタ

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ロシア雑貨の人気者No.1と言えばもちろんマトリョーシカですが、それに次ぐ勢いがあるのがベレスタ(白樺細工)。


ええ、ベレスタ


シュトはいままでずっとベリョースタと呼んでおりました。
なぜならシュトの持っている辞書(日本製の露和および和露。それぞれ出版社は別)には

白樺の皮  берёста(beryosta)

って書いてあるんです。

ёの字は「ィヨー」と発音するので、これをそのまま読むならベリョースタで正しいはず。







しかし




雑誌やネットショップではみんなベレスタと呼んでいる。

ベレスタなら綴りは 

береста(beresta)

です。

でもロシア語の場合、ёも上の点々を省略してеと書くのが一般的なので

「おそらくみんなберестаをそのまま読んでベレスタと言っているのだろう。ほんとうはベリョースタと読むのだ」

とかってに思いこんでいたのです



が・・・



やっぱりなんか気になる。。。



でロシア人Kちゃんに聞いてみたわけです(ここからは実録)

-----

シュト「berestaの読み方はベリョースタでいいんですよね。ベレスタではなくて」

Kちゃん「ベレスタです」

シュト「・・・(汗)берёстаこれも?ёだけど。е ではなくて・・・」

Kちゃん「берестаё はありません」

シュト「・・・(激汗)берёстаという言葉はないの???」

Kちゃん「ありません」

シュト「辞書にもберёстаっていう言葉が載っていて、白樺の皮って書いてあって・・・」

Kちゃん「正しくないです」

シュト「あらららら・・・(激激激汗)」

-----


というわけで、やはり「ベレスタ」が正しいようです。とほほほ・・・。


いままでシュトの勝手な思いこみにより、正しくない表記を使ってみなさまに正しくない情報をお伝えしておりましたことをお詫び申し上げます。
私のロシア語の知識は(やっぱり)いいかげんなものでした(恥)。

ほんとうに申しわけございません!!!


・・・


というわけでちょっとへこんでおりますシュトですが、気を取り直して、あらためてベレスタについて。

今おみやげとして売られているものは、トップの画像にもありますとおり、とっても装飾的。かわいいですよね。

でももともとは庶民の生活道具だったのです。

たとえば、こちら。


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どーん。

水差しです(注ぎ口はついていません)。

けっこう大きくて高さは27cmくらい。

ロシアの友人に「古い食器とか欲しい」とたのんだところ、なんとこんなのがやってきました。
(ほんとは古いホーローのなべとかティーポットとかを期待していたんですが。。。)

もう見るからに「白樺を丸めて作りました!」って感じです。


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表面もぼこぼこした皮をそのまま使っています。

年代ものなので蓋なんかはがれかけちゃってますが、中はニスがぬっていないので、白樺の白い皮がそのまんま。


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中もこのとおり、白樺の樹皮のしましま模様が見えます。


ああまるで、村一番の古老のような風格。。。

これぞ元祖ベレスタ


でもよくよく見ると、この水差しとトップの画像の小箱って、基本構造がまったく同じなんですよね。

こちらが古老ならあちらはさしずめ生まれたばかりの赤ちゃんという雰囲気でしょうか。

というわけで最後におじいちゃんと孫たちで記念写真。


ぱちり

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「お前たちもはやく大きくなるんじゃぞ〜」(ならない、ならない)
posted by シュト at 02:17| Comment(6) | TrackBack(0) | ベレスタ(白樺製品) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月04日

今年の干支は。。。

みなさまあけましておめでとうございます(もう、4日ですが)

さて今年はじめての記事なので、正月ネタでございます。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ロシアでも干支は一般的に知られています。

で、今年の干支は




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ぶひ〜




。。。




ロシアでは今年は「ブタ年」

街では今あちこちでブタを見かけます。

年末年始には新しい年の干支のぬいぐるみだとか置物だとかを買ったりプレゼントしたりするのが習慣になっているので、豊富な品揃えです。



でですね、シュトは

「ロシアにはイノシシがいないから、代わりにブタを使っているのね〜。
ブタイノシシを家畜化したものだというから、まあ、大筋としてはまちがってはいないよね〜」

とかってに思っていたのですが、





どうやら





干支の発祥地中国でも「今年はブタ年」だそうです。




つまり

「ロシアではイノシシがいなかったからブタ年になった」

のではなく、

「日本ではブタがいなかったからイノシシ年になった」

というのが正しいみたい。。。

(シュトの持っている辞書によれば日本の影響で比較的最近はやりだしたということらしいのですが、ここだけ先祖返りしているのはなぜなんでしょう???)





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さきほどのブタくんたちはこんなふうに露店で売られています。





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お、イノシシも発見!(やはり日本の影響か)





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しかし、完全に迫力負けしてますよね。。。



※ちなみにシュトは「ブタ年」ではありませんです。



posted by シュト at 21:00| Comment(17) | TrackBack(1) | ロシアの風習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

モスクワ年末だより

今日からお休み




なんですが




その前にまたモスクワから年末の風景が送られてきたのでせっかくだからご紹介します。



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この「金色タマネギ大親分」のような聖堂は、モスクワ一大きい「救世主キリスト教会」
ガイドブックにもかならず載っています。

(ちなみにこの教会はスターリン時代一度爆破され、その跡にはプールが作られていたのですが、数年前のモスクワ850周年の時に昔の姿のままに再建されたという曰く付きの代物です。)

まあ、それはいいとして、見てください。
雪が、ほとんどない。。。

例年なら道路にも根雪がたまり、両脇には除雪された雪がてんこ盛りになっているはずなのですが、今年はぜんぜんつもってませんね。
道路が黒々としています。
ほんとへんな年です。





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さてこちらはなにかと言いますと「もみの木売り場」
日本の正月飾りよろしく、こんな風に露店が出ているんです。
しかしやっぱり雪がないと、なんかぱっとしないですね。


で、今回の送られて来た写真でシュトに一番ヒットしたのがこれ。



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「レーニンとツリーと雪だるまのスリーショット」

なかなかシュールな組み合わせではないかと(笑)



トリはこれ。



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トリだから鳥の写真(すいません、寒いですね。。。)


モスクワの雀くんたちです。
冬毛でぷくぷくになってます。
(なんとなく日本の雀より薄汚い感じがするのは、空気が汚いせいかと思われます)
こんな小鳥でも実はけっこうたくましく生きているのです。


さてほんとうに今年も残りわずか。

今年訪れてくださったみなさま。ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いいたします。

それではよいお年を。
posted by シュト at 01:45| Comment(9) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月21日

モスクワのクリスマス

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クリスマスまであとわずかですね。

モスクワよりクリスマスの風景(正確には年越しの風景)の写真が送られて来ました。


トップはクレムリン近くのクリスマスツリー。

人と大きさを較べてもらえばわかると思いますが、巨大です。

12月から1月半ばまで、モスクワ市内にはこのような巨大なツリーがあちこちにお目見えします。



こちらはボリショイ劇場前のツリー。(ボリショイ劇場はただいま修復中)


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こんな風に色が変わるようになっているみたいです。


で、ほんとうだったらこの時期は雪が降っていて、ツリーもほどよく雪化粧するはずなのですが、今年は暖冬のようで雪がありません。

というわけで、青々としております。

モスクワの天気予報によればクリスマス前後は小雪がちらつくようですが、その前後は雨のようなのですぐに溶けちゃうかもしれませんね。。。


こちらは赤の広場のツリー。


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だいたいこんな感じのオーソドックスな形が多いみたいです。

(実は何年か前のクリスマスに、ビニールシートをつかったちょっと抽象的な形のツリーがたくさん飾られたことがあったのですが、はっきり言ってしょぼかった。で、やっぱり不評だったのか次の年はふつうのツリーに戻っていました。)

ツリーの後ろに見える建物は、グム百貨店。

近づいてみると。。。




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青サンタ発見!(いまいち貫禄に欠けますが。。。)



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中はこんな感じで、外国の高級ブランド店がずら〜りと並んでいます。

(暖冬のせいで女性の服装もこの時期にしては軽装ですね。)



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なんと生バンドのおじさんたちも青サンタルック!(やっぱり貫禄に欠けますが。。。)



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グム内部のツリー。
posted by シュト at 03:29| Comment(6) | TrackBack(0) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

雪娘(スネグーロチカ)

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寒くなってきましたねー。
昨日から外出時にはロシアで買ったコート、帽子、セーター着用のシュトです。
これで防寒はばっちり。

でもちょっと浮いてます。。。


さて12月に入り、モスクワでも街中にクリスマスツリーがあふれいるそうです。
日本では11月初旬から出ていますが、ロシアでは12月にはいってからが普通。

以前にも書きましたが、ロシアのクリスマスは1月7日。
でも12月25日も祝っちゃう人は祝っちゃうし、年越しはメインイベントでこれまた祝っちゃうし、本番の1月7日もこの際祝っちゃうとか。。。(ようするにお祭り騒ぎができればなんでもいいのかもしれません。。。)


で、新年の午前0時になるとにはロシアのサンタクロース「ジェット・マロース(マロースおじいさん)」がプレゼントを持ってやって来ます。

なぜロシアではそうなのかというと、ソ連時代に宗教色を廃した形でクリスマスっぽい雰囲気を楽しんじゃおう!ということが理由とか。。。

で、そのときにジェット・マロースの孫娘として、ロシア民話でおなじみの「雪娘(スネグーロチカ)」もやって来ます。


「雪娘」のお話は、シュトが昔読んだヴァージョンでは、

「子供のいないおじいさんとおばあさんが雪で作った女の子が、人間になっていっしょに住み始めるが、春になったら溶けて消えてしまう」

という悲しいもの。


でもロシアには別のヴァージョンで

「子供のいないおじいさんとおばあさんが、雪玉を壺に入れて窓際に置いておいたら、それが雪玉のような女の子の赤ん坊になっておじいさん、おばあさんの娘として成長していく。途中森で道に迷うというトラブルもあるが、溶けることなくハッピーエンド」

というのがありました。


またリムスキー・コルサコフの歌劇「雪娘」になると

「霜の精と春の精の間に生まれた雪娘が、恋を知りたくなって人間の世界にやってくるが、本当の恋を知ったとたん溶けて消えてしまった」

というロマンチックなあらすじのようです。


こちらは映画「雪娘」のポストカード。

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リムスキー・コルサコフの歌劇の映画化のようで、恋する雪娘ちゃんです。
(しかし、ロシア映画みるといつも思うのだが、なんでかわいい女の子の相手役の男がおじさんばかりなんだろう。。。)


雪娘の出で立ちは「ブルーの毛皮付の長いコートを着て、1本の長い三つ編みを垂らしている」のが主流です。でも赤い服を着ていることもあります。ジェット・マロースもときどき青い服を着ていることがあるので、赤でも青でもどっちでもいいのでしょう。

雪娘がジェット・マロースの孫娘になったのはソ連時代のことなのですが、イデオロギー的な理由があったにせよ、かわいい女の子キャラクターはすっかりロシアに定着したようです。


というわけで今も昔もこの季節は「雪娘」がたくさん。


こちらはソ連時代のジェット・マロースと雪娘のカード。

sneg03.jpg  sneg04.jpg

素朴です(笑)。 
こういう人形を使ったカードって、ソ連時代には多いんですよね〜。

こんな変わり種も。。。

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さすがフィギュア・スケート大国(笑)。


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赤い服を着た雪娘。シュトの一番のお気に入りです。


今年の雪娘たち。

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子供タイプから、妖艶な美女までいろいろおります。

やっぱり雪から生まれた女の子っていうのは、いろいろ想像力をかき立ててくれるキャラクターのようですね。
posted by シュト at 01:39| Comment(10) | TrackBack(0) | 雑貨その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

ロシア的日用雑貨その後

おひさしぶりです。

シュトです。

すっかりblogの方をご無沙汰してしまいましたが、けっしてやめてはおりませんので、お見捨てにならずどうかおつきあいくださいませ。


さて、最近シュトの部屋にはこんな居候がおります。




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「またロシアの郵便ボックスですか?」と言われそうですが、このボックスは以前に紹介したものとは別に来たものです。

最近増えております。


こんなふうに↓



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ちょっと小さいサイズも来ました。



でも、これだけじゃないんです。



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もう少し小さいサイズも来ました。

なぜか幅は変わらず奥行きだけが狭くなって行くので、どんどん細長くなっていきます。そんなわけで積み上げると階段状。



で、実は、まだあるんです。



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こうなるとなんかマトリョーシカのよう。。。(残念ながら最後の以外は入れ子にはなりませんが)


ところで一番上小さいのは、荷物がはいっていたものではなく、シュトがたのんで送ってもらった新品です。


来た時はこんな感じで組み立てしてない状態でした。


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展開するとけっこうおっきいんですよ。

しかも日本のダンボールとはまるで構造が違っていて、いちおう画面右下の部分に組み立て方が描いてあるのですが、はっきり言ってわかりにくい。。。(なんか絵と実物が微妙にちがうんです)

試行錯誤しながらなんとか組み立てました。


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苦労して組み立てた甲斐あって、なかなかよさげです。


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裏はこんなふうに、宛名を書くようになっています。

色もきれいだしけっこう丈夫なので、今なにをいれようか考え中。

とりあえずこの子たちでしょうか。。。


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「わ〜い」


みなさんだったら、何をいれますか〜?
posted by シュト at 23:44| Comment(10) | TrackBack(1) | ロシアの日用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

ロシア的日用雑貨

今回は

「ロシア雑貨 日用品編」 

行かせていただきます。


トップバッターはこれ



toiletpaper.jpg




見てのとおりトイレットペーパーです。

ロシアに行ったことのある方ならわかると思いますが、ロシアの(安い)トイレットペーパーは紙が固い!厚い!黒い!巻きがゆるい!

ちなみにこれはけっこうやわらかいタイプで、色もかなり白いですが巻きはかなりゆるいです。

もっとちがうタイプは、わら半紙みたいな色で、ボールペンで字が書けます。
(友人のロシア人は、メモがないときによく代用してました。)

はじめてロシアに行ったときは、こんなトイレットペーパーでさえなかなか買うのがたいへんで、たま〜に白いのを見つけたりすると、「おおおお〜」っと喜んで買っていたのを覚えています。

ただ長期滞在しているとこれに慣れてしまい、逆に日本に帰って日本のトイレットペーパーを見たとき違和感を感じてしまうという。。。(「この白くて薄くてやわらかい物体はなんなんだ?」みたいな。)





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お次はスプーン。
これはちっちゃいティースプーンです。

なにがカワイイって、口に入れる部分の内側にお花の絵が描いてあるんです!!


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といってもこのスプーンはべつに特別なものでもなんでもなくて、ロシアではよくある安物のスプーンです。

でもなんとなくレトロな感じがすごく気に入ってます。





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これはロシア正教の教会付属のお店で買った、イコン(聖像)を入れるための小袋。
首にかけて下げられるようになっています。

敬虔な信者はこれに自分の守護聖人の小さなイコンを入れて、いつも首から提げているのでしょう。

シュトは信者ではないのでイコンはいれませんが、形がかわいくて買ってしまいました。



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上蓋をあけると、意図的なのか偶然なのかわかりませんが、蓋がちょうど教会のタマネギ型屋根の形になるんですよね。

いかにも手作りって感じの素朴さもいいです。
(ちなみにこの教会ショップで、シュトはみつろうのぐるぐるキャンドルと出会いました)


さて最後は、先ほどから写っている、これらの雑貨が載っている箱。



pstalbox01.jpg


先日ロシアから届いた荷物の箱。

ロシアの郵便ボックス。

これがなかなかよいんですよ。

以前belgium44さんのブログで紹介されていて、気になっていたんですが、今回うちにもどーんと届きました。(でかいんです。。。)

青がきれいなんですよー。
画像よりももっと深い色で、藍色に近い。
ロシアン・ブルーって感じでしょうか。

ちなみにこのロシアの郵便ボックス、今出ている『雑貨カタログ』でも、ロシアのカワイイものとして沼田元気さんに紹介されています。(えらい出世したな〜)


今回は、我ながらすごい「どマイナー」なセレクトになってしまいましたが、日常的なものにこそ、ロシアらしさを感じるんですよね〜。

こういうのを発掘するのもまた楽しい。。。
posted by シュト at 07:10| Comment(13) | TrackBack(2) | ロシアの日用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

モスクワ郊外の黄金の秋

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最近はめっきり涼しくなってまいりました。
お風邪などめしていませんか?

柄にもなくしおらしくはじめてみた、おひさしぶりの更新のシュトでございます。

秋ですね。。。
空が高くなってきました。
昨日見た花屋さんではコスモス売っていました。

ロシアも秋です。
そしてロシアは今がまさに紅葉の季節。

紅葉といってもロシアの場合、もみじのような赤い葉っぱすくないです。
ロシアの秋は「黄金の秋」。
木々の葉が輝く黄色に変わり、森全体が黄金色に染まるのでこのように呼ばれています。


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ここはモスクワの郊外。
友人のダーチャからそう遠くないところらしいです。



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ほんと、目にしみいるような黄色です。



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こちらは赤い葉っぱ。


年によって色づきは異なるのですが、写真で見るかぎり今年はとても鮮やかみたいです。

しかし、この美しい秋はあっというまに過ぎ去ります。

そろそろ雪もちらつき出します。
長い長い冬がもうすぐやって来るのです。

去年の冬、ロシアは日本でも何度もニュースになるほどの大寒波でしたが、今年はどうなることでしょうか。。。


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posted by シュト at 01:34| Comment(8) | TrackBack(1) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

マトリョーシカ豆知識4 持ち物編3 秋の味覚といえば・・・

ロシアの森で採れるものはいろいろありますが、ロシア人が大好きなものの一つはなんと言ってもきのこ。ロシア語では「グリープ(単数)、グリブィ」(複数)」と言います。

市場に行けばシーズンには生で売っているし、スーパーには乾燥きのこのパックや酢漬けも売っています。シュトは酢漬けはあまり食べませんでしたが、乾燥きのこにはよくお世話になりました。

もちろん自分で森に入ってきのこ狩りする人もたくさんいます。

(ただし毒きのこもあったりするので、なれたロシア人でもときどき当たる人がいるようですので注意が必要。ちなみにシュトの友人にも森で採ってきたきのこを食べて寝込んだやからがおります。)

で、当然きのこモチーフの雑貨も多いわけでして、きのこを持ったマトリョーシカもあるわけです。


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カゴいっぱいのきのこがおいしそう。

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さてロシア雑貨ではこういう色形のきのこがスタンダードなわけですが、シュトはこれらを単なるきのこのイメージだと思っていたんです。

というのは、シュトにとってきのこと言えば

1.しいたけ
2.しめじ
3.えのきだけ

といった「純和風」。
(ちなみに松茸はほとんど食べたことないので入っていません。涙)

なもんで、こんなおもちゃみたいな形のきのこなんてあるわけないと思っていました。。。

そう、思っていたのですが・・・






ある日ロシアの友人から突然送られてきた写真↓





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あったんですね。。。こんなおもちゃきのこ。。。

マトが持っているのとそっくりだわ。

やはりマトリョーシカは、ロシアの農村生活を忠実に表現しているのだと再確認した次第です。



ところで、最近友人から「ロシアの夏のおわり」と題した写真が送られて来ました。

その中にはきのこの写真もたくさんあったので、ここでしばしロシアきのこ三昧といきたいと思います!



kinoko03.jpg

これも「絵に描いたようなきのこ」ですね。


kinoko04.jpg

これまた漫画チックなきのこ。食べたら当たりそうだな。


kinoko01.jpg

お、これはちょっとしめじっぽい。鍋に合いそう。


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お皿みたいですね。


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これもお皿型だけど、色といい、上に水がたまっているところといい、カッパのお皿風。


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なめこ風!


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もこもこしてて、ロシア人の毛皮の帽子のよう。。。


・・・・・


おまけエピソード。

以前、5月のあるやわらかい小雨の日、日本に来ていたロシア人が「こういう雨はロシアではきのこの雨と呼ばれています」と言っていました。

シュトは「きっとこういうあたたかい、やわらかい雨はきのこの成長にとって、最適なんだろうな〜」などとなんとなく思ったのでした。

いつかはロシアできのこ狩りしてみたいものです。。。
(おもちゃきのこをぜひこの目で!)



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きのこ狩りはたのしいよ〜。

posted by シュト at 20:52| Comment(14) | TrackBack(0) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

モスクワ市場1 ボルシチはなぜ赤い?

久しぶりに食べ物ネタなんぞ。

ロシア料理と聞いて、日本人の頭にすぐに思い浮かぶのが

ボルシチ ピロシキ

ではないでしょうか。

ボルシチは実はウクライナ料理なのですが、どっちにしろロシアでもポピュラーなスープ。

で、このボルシチ、ご存じかとは思いますが、赤い。
ほんとに赤い。まじで真っ赤っかです。

で、この真っ赤っかの原因はなにかと言いますと、ビートです。
ロシアではスビョークラといいます。

赤いだけでなく、スビョークラは砂糖大根の種類の一つなのでとっても甘い。
しかも血液をさらさらにする効果があり、便秘解消にも良いと言われているそうな。


さて、市場で売られているスビョークラの写真です。


svekla01.jpg


てんこ盛りで量り売りです。
こんなふうに葉っぱの部分を切ってあることがほとんどなのですが、たまに葉っぱつきのも見かけます。
実は葉っぱにもすごく栄養があるので、見つけたら即買いです。

値段はだいたい1kg25ルーブル(約100円)くらい。
1kgはこの大きさで3〜4個ってとこでしょうか。

で、サラダなんかに使うときはこれをまず皮ごとゆでます。
ゆでたら皮をむきます。
このとき真っ赤な汁が出て、手も包丁もまな板も何もかも真っ赤っかになり、見た目ちょっとスプラッタ風でコワイですが、水で洗えばすぐ落ちます。


これはゆでたスビョークラ。

svekla02.jpg

(シュトのマニアックな要望に応えて、モスクワの友人が写真を撮ってくれました。)


svekla03.jpg

ほらほら、赤いでしょ〜。


スビョークラはけっこう保存がきく野菜で、冬でも(ちょっとしなびてますが)売っています。
冬場は野菜が少ないので貴重な栄養源です。
なのでロシアにいると、1年中スビョークラのお世話になるのでした。

スビョークラは北海道あたりでは作っているようです。
でも、やっぱり高い(さっき調べたら1個200円だった。。。)

新鮮なスビョークラを使ったボルシチ、とうぶん作れそうにないです。。。
posted by シュト at 01:00| Comment(6) | TrackBack(1) | ロシアの食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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