2006年06月24日

蜜蝋(みつろう)あれこれ

前回ご紹介した蜜蝋、けっこう評判がよろしいです。
こういう素朴なものってやっぱり心ひかれるみたいですね。

ところで、前回の記事でちょっと説明がまちがっているところがありました。

シュトは「蜂蜜から作ったろうそく」と書いてしまったのですが、正確には「蜂の巣の材料からできたろうそく」です。(すでにご存じの方も多いとは思うのですが)。

不正確な記述をしてもうしわけありませんでした。これからはよく調べて記事を書くようにいたします。


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というわけで調べた結果なのですが(気、早すぎ?)、蜜蝋のろうそくって、じつは、

「人にやさしい、地球にやさしい」

ろうそくだったんですね。

今のろうそくはたいてい石油から作ったパラフィンを材料にしているので、どうしても悪い煙が出てしまい、消した後もどくとくのにおいが残ってしまいます。

でもみつろうは、前回のコメントにも書きましたが、燃やしてもほとんどにおいがしないんです。

悪い煙も出ません。
炎もすごく安定していて、とても静かに燃えています。
色も暖かい感じ。

見ているだけで心が落ち着いてくるような、とてもステキな光です。


ところでロシアの友人に、教会ではこのろうそくはどんな風に使われているのか聞いてみたところ、

「たとえば誰かの健康を願ったりするとき、教会でこのろうそくを買って、その人と同じ名前の聖人のイコン(聖像)の前にこのろうそくを立てます」

とのことでした。(ロシア人の名前の多くは、キリスト教の聖人に由来します。)


セルギエフ・ポッサートの大修道院の絵はがきを探してみたら、こんなのがありました。


miturou_ikon.jpg


大きなろうそく立てにたくさんのろうそくが灯されています。

ろうそくが捧げられているのは、この修道院の創始者ラドネジの聖セールギーの棺。
さすがに天蓋つきのゴージャスな棺ですね。
上からは香炉がこれまたたくさん下がっています。
(ちなみにこの棺の中には、聖セールギーの遺体が入っています。。。)

ロシア正教では昔からずっと蜜蝋のろうそくが使われているそうです(というかそれしかなかったんですが。。。)
今では、化学原料などもだいぶ安くなっていて、蜜蝋も昔ほど安くはなくなったそうなのですが、それでも使われつづけています。

教会のような密閉した空間で用いるには、蜜蝋の方が適しているのでしょう。
それになんといっても、蜜蝋の光の方が神聖な雰囲気が断然盛り上がるような気がします。



というわけで今日の実験(?)では2本灯してみました。


miturou_jikken01.jpg

ぴったりのキャンドルホルダーがなくて、しょぼいお皿にたてています。。。

ちなみに火は、ライターでは味気ないと思ったので、ロシアのマッチでつけてみました。


これね↓

miturou_jikken03.jpg



自分の部屋でも、たまにはこういう静かなろうそくの灯りで過ごしてみるのもいいものかもしれません。


miturou_jikken02.jpg
posted by シュト at 00:05| Comment(16) | TrackBack(0) | みつろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

Sweetロシア雑貨

巨大雑貨が続きましたので、ひさびさにお手頃サイズの雑貨のご紹介なぞ。

Sweetといっても今回はカワイイ系ではありません。

これ↓


candle01.jpg


マトのキーホルダーは大きさの比較と華をそえるため。
今日の主役はその前にある、細長い黄色い物体。

実はこれこそ、いにしえよりのロシアの特産品「蜜蝋」、つまり蜂蜜から作ったろうそくなんです。


色からしてまさに蜂蜜なんですが、においも蜂蜜くさいです。
ちょっとクセのある強いにおい。
もちろんハンドメイド。
しかもふつうのろうそくに比べて柔らかくて、力を入れたらすぐぐにゃっと曲がっちゃいそうです。


このろうそくはロシア正教の教会で使われているものです。

シュトは学生時代、日本の正教(東方キリスト教)の総本山である神田のニコライ堂で復活祭に参加したことがあるのですが(ちなみにシュトは正教徒ではありません)、そのとき信者さんたちはみんな細長いろうそくを買って、儀式の途中で主教のろうそくからリレー式に火を移し、それを持って聖堂の周りを1周していました。

このろうそくもそんな使われ方をしているのかもしれません。

ところでこれはサンプルとして送ってもらったものなのですが、実はもう一つ違うサイズもあるんです。

これ↓


candle02.jpg


さっきのろうそくと並べておいてあります。
長いです。。。
でもやっぱり柔らかい。。。
こんだけでかくて長かったら、長時間持ちそうですが。。。

「小さいのと、大きいの」って頼んだんですが、まさかこんなのが来るとは思っていなかった。。。

これ、売ったら、誰か買う人いるかな〜。


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hatimitu01.jpg


さて、ところ変わってこちらはモスクワの市場の蜂蜜売り場。
こんなふうに色とりどりの蜂蜜が量り売りされています。

シュトの経験では、色が茶褐色ぽくて、透明なのはにおいがきついものが多く、日本人にはちょっと厳しい。(なんか蜂くさいってかんじなんです)。
白っぽい物はにおいもきつくなくて、味もマイルドのような気がします。


そんな蜂蜜売り場でこんなもの発見!!


hatimitu02.jpg


蜂蜜を固めたお菓子なんでしょうか?

よくわかりませんが、小熊のミーシャととなりの天使の腰つきがなぜか同じなのが笑えます。

(終)
posted by シュト at 04:11| Comment(14) | TrackBack(1) | みつろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月10日

巨大ロシア雑貨3 モスクワ編おまけ

前回はクレムリン周辺の聖堂をご紹介しましたが、ちょっと離れた場所にある、シュトのお気に入りの聖堂を追加しますね。


church_suharevskaya01.jpg


場所は地下鉄スーハレフスカヤ駅の近く、プロスペクト・ミーラ大通りと環状線が交わる近くです。
こんな場所なので、車の通りも人通りも多く、周りには大きなビルが建ち並んでいるのですが、ここだけまったく異なった空間を形成しています。

この聖堂の名前は知らないのですが、かなり古いらしい。
壁の作り方とかみるとたぶん、15世紀か16世紀くらいではないかと推測されます(昔こーゆーことをょっと勉強していたので)。

実際この教会の建っている地面は道路よりも1m〜2mくらい低くて、そこからもこの聖堂の古さを物語っています。


まあ、そんなうんちくはさておいて、それよりなんといってもカワイイんですよ、この聖堂。

白い壁に金色の縁取りのある緑のタマネギ君。
最近修復されたばっかりみたいで、ぴかぴかしています。


church_suharevskaya02.jpg

壁のレリーフもリズミカル♪


church_suharevskaya03.jpg

窓飾りもキュートでしょ?


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裏の方。入口周りの小振りなアーチがカワイイ。


モスクワは車も人もどんどん増えて騒々しさは増すばかりですが、そんな喧騒の中にたたずむこの聖堂にはいつも心なごませられます。

これからもずっと、この聖堂はこの場所にひっそりと建ちながら、街が変わっていく様子を見守りつづけるのかもしれません。。。



church_suharevskaya05.jpg


・・・・・・


お知らせ(たいしたことではないです)

ちょっと5日ほどお出かけします。
PCは持って行けないので、コメントへのお返事がしばらくできません。ごめんなさい。
というわけでしばらくしたら、またお会いしましょう!

2006年06月06日

巨大ロシア雑貨2 モスクワ編

akanohiroba_ame.jpg


雨のモスクワ、赤の広場。
そして、あれに見えるは本日のトップバッター


聖ワシーリー聖堂!!


vasily_vrajenuy.jpg


名前を知らなくても、モスクワと聞けば多くの人が思い浮かべるであろう、極彩色のタマネギ教会です。
(作られた当初は実は白かったそうで、今ほど派手ではなかったようですが)。

この聖堂は、イヴァン雷帝のカザン汗国攻略(1552)を記念して、1555−61年に建てられました。

しかし、初めてこれを見て、「キリスト教の聖堂だ」ってわかる人、どのくらいいるんだろう?

形といい、色といい、シュトにはおとぎ話の魔法のお城にしか見えないのですが。。。
おもちゃっぽいですよね、なんか。

国の中心部に、しかも国家的祈念碑として「こ〜んなの」作っちゃうロシア人て、どこまで本気で、どこまで冗談なのかよくわからんところがあります。。。

ところでこの聖堂には九つのタマネギがありますが、じつはそれぞれが独立した聖堂なんですね。それが束ねられてるので中の構造はめちゃ複雑。一人で放り出されたら迷子になりそうでした。

ところで赤の広場にはもう一つ聖堂があります。


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カザン聖母教会。

この教会はソ連時代に取り壊されていましたが、ソ連崩壊後再建されました。ワシーリーほどではないですが、なかなかにぎやかな外観です。タマネギの断面みたいな飾り破風を何個も連ねて、にょきにょきと上に伸びているさまはなんか植物のよう。デコレーション・ケーキに見えたりもしますが。


kitaiglod_church.jpg

これもクレムリンから割と近いところにある聖堂。こちらは赤と白でまとめてますね。こんなのがなにげに街中に建っています。


じつはクレムリンの周りはけっこう古い聖堂が多いんです。

というか、モスクワは聖堂がめちゃくちゃ多いんです。

その昔、モスクワには千の千倍教会があると言われていて、晴れた日に、郊外の丘の上からモスクワを眺めると教会の金色の屋根がきらきら光ってそれはそれは美しかったそうな。。。

ソ連時代に聖堂はかなり破壊されちゃったみたいですが、それでも数は多い。京都のお寺や神社の数と張り合うんじゃないだろうか。

そんなわけで聖ワシーリー聖堂裏手にある巨大ホテル「モスクワ」の脇にもずらりと聖堂が並んでいます。(モスクワ・ホテルは現在解体中)。


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この画面に映っているだけで、すでに4個。。。

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反対側を眺めると、奥にクレムリン内のピョートル大帝の鐘楼が見えます(白くて長くて金色のタマネギがのってるやつです)。

モスクワ版「寺町通り」てな感じでしょうか。

シュトが初めてモスクワへ行ったとき、この中の何軒かの聖堂はおみやげ屋さんでした。(ロシア雑貨を売る巨大ロシア雑貨だったわけです(笑))。

けっこうカワイイものがたくさんあって、一番気に入ったのはしずく型をした木製のペンダントヘッドで、そこにはまさにそれを売っていたおみやげ屋さんのような「タマネギ教会」の絵が描いてあったんです!友達に買っていってあげたらすごくよろこばれました。

他にも赤い刺繍の入ったテーブルライナーとか、素朴な顔をしたマトリョーシカとか、民族衣装とかエプロンとかいっぱいあって、けっこうそこで買い物しましたね。

現在はおみやげ屋さんはありません。ちょっと残念でしたが、教会としての活動を再開したものもあるみたいで、本来の使われ方に戻ることができてタマネギ君たちは喜んでいるかもしれません。。。


ロシア・ホテル近くの小路にもタマネギ君発見!!

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こんなところにひっそりと佇んでいました。どうも今は使われていないようです。ただモスクワは今急ピッチで聖堂の修復が進められているので、これもそのうちきれいになって復活するのかもしれません。

立派な鐘楼もあるし、復活のあかつきには、あのロシアの教会独特のきれいな鐘の音のアンサンブルを聞かせてくれることでしょう。



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速報

またまた騎馬警官を発見!!


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今度はクレムリンの近くです。左側は若い女性のようですね。やはり騎馬警官は「見た目重視」だと思われます。。。

2006年05月30日

巨大ロシア雑貨1

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みなさまこんにちは。 こちらは新潟ロシア村・・・





ではありません。(似てるんですが)





ここはロシア。これは本物の教会。

しかも数十年前まではロシア正教の総本山だったという、由緒正しいトロイツェ・セルギエヴァ(聖セルギエフ三位一体)大修道院のウスペンスキー聖堂(1559-1585)です。
場所はモスクワから北へ70kmほど行ったところにあるセルギエフ・ポッサート(旧ザゴールスク)という街。

ところで、このようなロシアの古い聖堂を見ると、シュトはいつも思います。




この、わけのわからんかわいさはいったいなんなんだろう???




別にかわいいといけないということはないのですが、よく考えてみてください。

他の国の大聖堂とかだったら、もっとこう威圧的というか、神々しいというか、いかにも威厳がある感じに作ってあると思うんですよ。

だけどロシアの場合なんかちがう。
空想的というか、おとぎ話的なんですよね。はっきりいって現実味がぜんぜんない。ぱっと見ただけなら「アラビアンナイトのお城」とか連想する人も多いはず。


これらを作ったのは、いかめしい顔したひげぼーぼーの修道士たちであり、熊さんみたいなロシアの大工さんたちのはずなのに、なぜかこうメルヘンチックになってしまうから不思議。

とくにかわいいのは16世紀までにたてられた聖堂で、この修道院には他にも

こんなのとか

serugiev_troitcky01.gif
トロイツキー(聖三位一体)寺院(1422年)


こんなのとか

sergiev_raihaido.gif
ドゥホフスカヤ(精霊)聖堂(1476年)

あります。



ちなみに修道院の外観はこんな感じ(絵はがきより)

troitse_sergieva.jpg


またしてもディズニーランド状態ですが。。。

装飾がごてごてとしている建物は17世紀以降、西ヨーロッパの建築の影響を受けてからのものです。もともとのロシアの聖堂は白壁が基本でとってもシンプル。(城壁の手前にちょこちょこ建っているのもけっこう古いタイプだと思います)。


でですね、ロシア人のこのなにげにかわいいものをつくってしまう感覚って、今のロシア雑貨に相通ずるものがあると思うわけなんですよ。

だからロシアの聖堂をシュトは


巨大ロシア雑貨


と勝手に呼んだりしています。


・・・・・・

ちなみにセルギエフ・ポッサートの街は、ロシアの民芸品の一大産地だったりします。マトリョーシカの工房とか、木のおもちゃの学校とかあるそうです。
観光客もよく訪れる場所で、お店もたくさん出ています。(モスクワより安く買えますよ。)


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ホフロマ塗り


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卵型の置物。修道院の特徴を見事にとらえていて笑える。

・・・・・・

次回は巨大ロシア雑貨モスクワ編でございます。

2006年05月24日

モスクワの春の森

さて連休も(とっくに)終わり、モスクワもすっかり春がやってきたようです。晴れれば半袖でも大丈夫な陽気です。友人がこんな写真を送ってくれました。


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場所は以前ご紹介したヴデンハーのとなりにあるボタニーチェスキー・サット。日本庭園もある森林公園です。

野原には色とりどりの小さな花が咲き乱れ、白樺の新緑も鮮やか。
これからロシアはもっとも美しい季節を迎えます。


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とにかくこれでもか!というくらいお花がいっぱい。



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この日は途中で雨が降り出したようです。土のにおいが立ち上ってきそう。

こういう風景を見ると、むしょうにロシアに行きたくなります。この時期のロシアの森には特別の思い入れがあります。



さて最後にちょっとおもしろい写真。


kibakeikan400.gif

映画のシーンではないですよ〜。

よく見てください。
馬に乗っているのはあの「悪名高きロシアの警察官」
なんとモスクワには騎馬警官がいるんです!
街中でもときどき見かけます。

なんでそんなものがいるかというと、別に観光客へのサービスではなくて、馬はけっこう機動性が高く、渋滞も関係なし。おまけに高いところから見渡せるので、犯罪防止にはちょうどいいとか。

ふだんはできるだけお近づきになりたくないロシアの警官さんですが、こういう姿は本当に絵になります。乗る人もけっこう「かっこいい人」を選抜しているような気がします。。



それでもやっぱり近づきたくはないですけどね。
posted by シュト at 02:51| Comment(10) | TrackBack(2) | ロシアの光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

ソ連時代のポストカード「演技派・おじさん編」

お待ちになっていた方がいたのかどうかはわかりませんが、お約束どおり「ポストカード・演技派・おじさん編」行かせていただきます。
たくさんのカードの中から、シュトを「ムムッ」とうならせた面構えの男たちをどうぞごらんください。




anatoly_solonitcin.jpg

どーん

しょっぱなから「濃い顔」です。。。

でもこの方、タルコフスキーファンならおなじみの俳優、アナトーリー・ソロニーツィンなんです。なぜか映画より「恐い感じ」のお顔で写っていて、最初だれだかわかりませんでした。。。

彼はタルコフスキー映画において、主役からちょい役までいろいろこなしてきた俳優さんでしたが、タルコフスキー監督よりも先に亡くなってしまいました。




お次もタルコフスキー映画より。

donatas_vanionis.jpg300.jpg

どどーん

ドナタス・ヴァニオニス、『惑星ソラリス』の主人公、ハリー様の夫です。

「ソラリス」撮影時の写真らしくて、映画そのままのコスチュームです。(コスチュームと言っても、ただのグレーのトレーナーなんですが。)
アナトーリーさんと同様、ちょっと強面で写っておられます。



さて「濃い路線」はまだまだ続きます。


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どどどーん

強面です。
この方はセルゲイ・ボンダルチュク。
ソ連時代を代表する超大作映画『戦争と平和』の監督兼主演俳優という大御所です。

彼の『戦争と平和』はモスクワ映画祭グランプリ受賞はもちろん、アカデミー賞やゴールデングローブ賞などの外国語映画賞も受賞しているという実力派。
さすが気迫が違いますね。「どうだ!!」って感じ。

ちなみに映画の中での彼はこれ↓


vaina_i_mir04.jpg




お次はちょっと個性派風。

sergey_filippov.jpg

セルゲイ・フィリッポフ。細長い顔が印象的です。


彼の出演映画『スネグーロチカ(雪娘)』より

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あごひげがついて細長い顔がよけい細長く見えます。なんかシュトの死んだおじいちゃんにも似てるんですよね〜。というわけで目にとまったのでアップしちゃいました。



他にもこんなおじさんとか

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こんなおじさんとか

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こんなおじさんとか

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とにかくおじさんがたくさん。。。



しかし、根気よく探してみた結果、ちょっとだけ(比較的)若い俳優さんもいました。



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めずらしくポーズなんか決めちゃってます。わりと二枚目風。
よく知らない俳優さんですが、さっきのセルゲイ・フィリッポフさんと同じ『スネグーロチカ』に出演しています。


snegurachka03.jpg300.jpg

なんか全然雰囲気ちがいますね。こっちの方がシュトは好きですが。(ちなみにこの娘さんは「雪娘」ではありません。)



お次。

nimaime01.jpg300.jpg


二枚目、なんだと思います。。。

シュトは引いてしまいましたが。。。

この人のポストカードはいくつかあって、年代もだいたい同じなのですが、なぜか年齢が全然違って見えます。もっと若く見えたり、年取って見えたり。。。
いったいいくつなのかよくわからない謎の人です。


最後

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こちらの青年。たぶん本当に若い。初々しい感じが好印象。

「だれかな〜?」と名前をみたら、なんと若き日のニキータ・ミハルコフ監督でした。
彼はもともと俳優で出発した人で、たぶんこれはデビューしたての頃でしょう。

さてこんな思わぬ掘り出し物が出たところで、今回はこれにてお開きお開き〜。
(やっぱり「おじさん編」はあまり筆が乗りませんでした。すいません。。。)
posted by シュト at 03:08| Comment(10) | TrackBack(0) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

ロシア雑貨大集合! モスクワお土産市場・雑貨あれこれ

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お土産市場ベルニサーシュの続きでございます。

ここにくれば、ロシアのお土産品はほとんどそろいます。しかも安いです。

モスクワ中心部の旧アルバート通りや各観光スポット、空港の免税店などでも
お土産品を売っていますが、値段がぜんぜん違います。なので時間のあるときはこちらでのお買い物の方がだんぜんお得です。

それでは、たくさんあるお土産屋さんの中からいくつかピックアップしていきましょう。(数が多いので写真は小さめにしてみました)



CCCP_poster300.jpg vernisash_gjeri300.jpg


ソ連時代のポスターの復刻版。どっかで見たことがあるものがたくさん。

そのとなりは鮮やかな青と白が印象的なグジェリ陶器のお店。これでもか!ってくらい積んであります





verinisash_boad03_300.jpg beryosta_kagami200.jpg


上からぶら下がっているのはカッティング・ボード。
ひらたくいえば「まな板」なんですが、さすがにこの上で大根切ったりするのはためらわれますので、観賞用ですね。下にあるのはパレフ塗りの小箱です。

右はベリョースタの手鏡。ちいさいけれど手の込んだ細かい模様はさすがです。





verinisash_komonoire300.jpg vernisash_keitboshi200.jpg


左は中央アジアっぽい帽子やポシェットを売っています。

手編みの帽子とマフラーなんかもあります。けっこうかわいいです。こういう店も多いです。





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リネンのテーブルクロスのお店。乙女チックなお花の刺繍入り。

右もリネンのお店。上のほうにぶら下がっているのはマトのなべしき!





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マトリョーシカのエプロンもいろいろあります。使っている布地のプリントがかわいいんですよね〜。




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こんなお土産用の民族衣装も。
でもこれって、日本の浅草とか空港とかで売っている外国人むけの「なんちゃって着物」と似たようなものなのかもしれないなぁ。


こういう民芸品関係は、手前の方に店がかたまっていて平日でもやっていますが、奥のほうのところでは土日限定で、骨董やガラクタ、絵画やじゅうたんなどありとあらゆる雑多なものが売られます。ようするに蚤の市ですね。掘り出し物をさがすならコチラが一番。


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よくわからないガラクタがいろいろ並べてありますが、右の写真、棚の一番上の段に古びたサモワールがあります。使えるかどうかは不明。。。

ちなみにお土産用の新しいサモワール(絵付き)も売っています。


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こんな風にカラフル。最近のは電気でお湯をわかすみたいです。(昔は炭火)



他には琥珀やフィニフチなどのアクセサリー類、またミリタリー好きなひとが喜びそうな旧ソ連軍関係の物品(古びたガスマスクなんかがドカッと置いてあったりする・・・)とか、ソ連時代の時計やカメラの中古品などいろいろありますので、老若男女それぞれ楽しめるのではないかと思われます。

ただしとにかく広くて店が多いので、細かく見て回ろうと思ったらかなり体力・気力が必要。いちおう、園内(?)には食べ物屋さんもありますので、いようと思えば一日中いることは可能です。隅々まで極めたい方はどうぞごゆっくり!!
(トイレの場所は知らないので、だれかに教えてもらってください〜)
posted by シュト at 02:52| Comment(10) | TrackBack(2) | モスクワ買い物どころ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

ロシア雑貨大集合! モスクワお土産市場・マトリョーシカ編

みなさま、GWはいかがお過ごしでしたか?
気がついたら更新しないうちに連休の最終日を迎えてしまった、ぐうたらブロガー・シュトでございます。



さて連休ボケの頭を覚ますには「かわいいもの」が一番!というわけで、こちら。
(ポストカード「おじさん編」は準備中ですので、もう少々お待ちください。。。)


mato_iroiro03_400.jpg


マト、マト、マト・・・。

ここは以前もご紹介したことのあるモスクワのお土産市場「ヴェルニサッシュ」。友人が写真をおくってくれたので改めてご紹介することにいたします。



「ヴェルニサーシュ」はモスクワ市の東の方、地下鉄「パルチザンスカヤ(元イズマイロフスキー・パルク)」という駅の近くにあります。駅の名前は最近変わったのですが、もともとこのあたりはイズマイロフという名前の地区なので、「ヴェルニサーシュ」という呼び方よりも「イズマイロフ」といったほうがわかりやすい人のほうが多いかもしれません。




これが入り口。


vernisash_entorance300.jpg

(関係ないですが、すご〜くいい天気で、見ているだけで気持ちよい〜)


もう、ロシア版ディズニーランドのノリです。


ただし駅からここにたどりつくまでの数百メートルは、手に手にいろんな商品を持った立ち売りのおばちゃんたちが道の両脇にずらりと並び、また入り口直前は小さな店などでごったがえしていて、いつもすごい人だかり。はじめての人はちょっとひるむかもしれませんが、そこは恐れず、ずんずん前に突き進むとやっとここに着きます。




中の風景。


verinisash_fukei06_300.jpg


お土産市場の中もこのように小さな屋台がひしめきあっています。しかもこれはまだ入り口付近のほんの一部。



上から見ると・・・


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奥へ奥へと店は果てしなく続きます。




さてこんなヴェルニサーシュの中で売っているマトリョーシカたち。


mato_semyonovka300.jpg


黄色いスカーフをかぶっているのは「セミョーノフカ」と呼ばれる伝統的なマトリョーシカ。「マツヤ」さんのチョコレートが入っているのもこのタイプですね。





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こちらは物語を描いたマトリョーシカ
真ん中は日本でもおなじみの昔話「おおきなかぶ」、右は「みにくいアヒルの子」かと思います。シュトはこの「みにくいアヒルの子」のマトが気に入っています。
後ろに見える顔の書かれた黄色くて丸いものは、これも日本でおなじみの昔話「おだんごぱん」だと思われます。





mato_bararaika300.jpg


ロシアの伝統的な楽器バラライカを持ったマト。
後ろのほうにはディズニーの「白雪姫」の小人が見えますね。





チェブラーシカとゲナを発見!!

mato_realcheb300.jpg


お隣にはなぜかペンギン(かなりリアル)・・・。(その隣は「クルテク」か?)
しかもチェブとゲナの後方からプーチン大統領がのぞいている!!!





vernisash_kazokumato300.jpg


まるでおひな様のように並んだマトリョーシカたち。ここは一人の作家さんの作品を売っています。手前の「亀人間(?)」がちょっとあやしい感じ。。。



とこんな感じでどこを向いてもマト、マト、マト。。。
とにかくありとあらゆるマトリョーシカにお目にかかれます。ここで自分の好みのマトを探してみるのもけっこう面白いですよ。(値引き交渉も必ずしよう!)

とはいえ、売っているのはなにもマトリョーシカだけではありません。
次は他の雑貨たちもご紹介しますね。
posted by シュト at 11:38| Comment(17) | TrackBack(1) | マトリョーシカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

ポストカードのロシア美人2

前回に引き続き、ソ連時代の映画スターのポストカードの中から見つけたロシア美人をご紹介します。

まずは映画のワンシーンを扱ったものから。
(ちなみにシュトはこれらの映画を観ていませんので、ツッコミはなしでおねがいします)


こちらはソ連版『戦争と平和』(1967年)より。


vaina_i_mir300.jpg


ヒロインのナターシャと恋人アンドレイの舞踏会のシーンです。


下はナターシャ役、リュドミーラ・サベリーエワのポストカード。


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実はナターシャ役はなかなか決まらず、映画の撮影はヒロインが決まらないまま始まりました。そして文部省が筆頭となって芸術関係のすべての少女を調べた結果、バレエ学校を卒業したばかりの彼女に白羽の矢が立ったのだそうです。

ところでソ連版の『戦争と平和』は、アメリカの『戦争と平和』のあとに作られたのですが、この女優さん、かなりオードリー・ヘプバーンを意識してる感じがするのは気のせいでしょうか?本家ロシアの名誉にかけて、オードリー以上の娘を探しまくったのかもしれないなぁ。

まあ、ヘプバーンもかわいいけど、このナターシャもロシア娘らしい美しさがあっていいです。

ただ、アンドレイが、たしかに2枚目だけど、やっぱりおじさんだよなぁ(特にお腹が)。。。



次は『アンナ・カレーニナ』


anna_karenina300_02.jpg

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不倫相手のヴロンスキーの元へ去ることを決意し、幼い息子に別れを告げるシーン。

アンナもきれいですが、男の子もかわいいです。ロシアの子供は本当に天使のようです。

ちなみに『アンナ・カレーニナ』は何度も映画化され、アンナ役としてはグレタ・ガルボビビアン・リーが有名です。最近では98年にソフィー・マルソーでも制作されています。

しかし公開当時は、ソ連版『アンナ・カレーニナ』に勝るものはないという評判でした。アンナを演じたタチヤナ・サモイロワはトルストイのアンナそのものになっていると絶賛されています。


お次もロシア文学原作の映画『カラマーゾフの兄弟』より。


karamazov300.jpg


グルーシェンカ(左:リオネラ・プイリエワ)とカチェリーナ(右:スヴェトラーナ・コルコーシュコ)の二人は、一人の男ドミートリー・カラマーゾフをめぐって複雑な関係にあります。そしてこの一見仲が良い二人の美女は、この直後、壮絶な罵り合いを繰り広げるのでした。。。
(興味のある方は原作本、または齋藤孝著『過剰な人』(新潮社 2004年)をご参照ください。)



さてつぎはポートレートタイプのポストカードより。


natalya_varley300.jpg


今までとはうってかわって、現代的なかわいい女の子です。裏に印刷されているプロフィールによると、当時はまだ演劇学校に在学中で、まだあどけなさが残っているのもうなずけます。



が、出演作品を見てびっくり。



なんと彼女はかの『ヴィー ВИЙ』の主演女優ナタリヤ・ヴァルレイ。。。


ロシア映画好きな方ならご存知ですよね。


邦題は『妖婆死棺の呪い』


そう、ゴーゴリ原作の怪奇映画(でも笑える)で、主人公の神学生ホマーの周りを棺おけに乗ってぶんぶん飛び回っていたあの魔女だったんです!(これはシュトも観ました)

美しいけれども超恐ろしいあの魔女は、こんなかわいい娘さんだったんですね。。。さすが、在学中に主役に抜擢されるだけあって、たいした演技力?です。



最後はこの人


lyudomila_marchenko.jpg


リュドミーラ・マルチェンコさんというお名前ですが、どういう女優さんかはシュトは知りません。裏のプロフィールにはひとつだけ主演映画(直訳『父の家』)が記載されています。年代も書いてないですが、かなり古い時代の人のようです。

でもこの清楚で可憐な顔立ちがかわいかったのでご紹介しました。



というわけで、みなさま目の保養にはなったでしょうか?
あくまでもシュトの主観にもとづいて選んだものなので、その点はご了承ください。


それでは次回は『演技派・おじさん編』。。。





に行くかどうかは検討中です。(笑)
posted by シュト at 01:57| Comment(8) | TrackBack(0) | ソ連時代の雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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